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一歩目を踏み出さないと見えないもの

同じ時期に資格を取ったコーチング仲間と近況報告をしたときのお話。

あるコーチ仲間は悩んでいました。
コーチングの資格を取ったのはいいけど、自分のやりたいことがぼんやりし過ぎてわからない。困った人の助けになりたいし、学生さんの将来設計のサポートもしたいし、エグゼクティブコーチにも憧れるし、決められない。
まずは方向性をしっかり決めて、コンテンツを作って、完璧に説明できるようにならないといけない。いつになることやら。

そうだよねぇと言いながら、ふと自分が入社したばかりの新人のころを思い出しました。

新人の頃は上司の課題に対して1週間の期限があったら、9割方仕上げてから提出していました。自分なりに納得ができるまで仕上げないと上司の評価が下がると思っていたし、途中でアドバイスを求めるのも格好悪いと思っていたからです。当然仕上がるまでに時間はかかるし、新人が作るものなので時間をかけたからといって良いものができるわけもない。

今上司の立場になってみてわかったことがあります。
自分を持たずに丸投げで聞きに来られるのは困るけど、ギリギリになって中途半端なものを提出されるのはもっと困る。修正しようがないから。

それなら方向性が伝わる3割ぐらいの仕上がりを翌日に報告してくれる人の方が良い。早めに報告してくれれば、いろいろとアドバイスできるし、何度もブラッシュアップを重ねれば仕上がりも良くなる。

夢に対してもそうかもしれない。
今の自分は年齢のために失敗を恐れて、頭の中で完璧に計画を練ってからじゃないと行動を起こせなくなっている。
でもそれではいっこうに前に進まないし、良いものができるわけでもない。
何より動いて初めて見えてくるものがある。(動かないと見えないものとも言う)

動けば視野が広がる。アンテナが立つので情報も入ってきやすくなる。理解者や協力者などの縁もできてくる。頭の中で考えているだけでは得られないものだらけだ。
成功者が『トライ&エラー』が重要だという意味が、今になって理解できた。

なのでこのnoteも中途半端な内容だけど、投稿します。
ただ言い訳がしたかっただけです。

本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
誰かの夢実現のきっかけになればいいな。

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