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リーダーシップを伝播する

※本記事は社内向けのメッセージを加筆修正してnoteとして公開しております

「リーダーシップを伝播する」は、私たちの「PRINCIPLES」の一つです。

リーダーシップを伝播することは、幸せを伝播すること。

どういうことか?具体的なリーダーシップとは何かも含めて、改めてお伝えしたいと思います。

1、リーダーシップを伝播するとは?

(1)そもそもリーダーシップとは?

リーダーシップとは何でしょうか?

以前社内研修でもお伝えしましたが、「周囲を幸せに導く影響力を与えること」です。

「人は誰もがリーダーである」ということを話している通り、会社においては社長や部長、マネージャーだけが発揮するべきものではありません。

リーダーシップはスキルです。後天的に身につけることができます。

全員がリーダーシップを発揮してほしいですし、全員がリーダーシップを発揮できるようになれば、間違いなく最高の会社になります。

(2)リーダーシップを伝播するとは?

では、リーダーシップを伝播するとはどういうことでしょうか?

それは、P&Gでも定義されている5つのEを体現することです!

5Eは以下の通りです。
①Envision(エンビジョン):未来を描く

未来を創造し、「ゲームを変える」ことです。
②Energize(エナジャイズ):やる気を出す

ビジョンを実現するために、リソースや人を活性化させることです。
③Enable(エネイブル):パフォーマンスを上げる

強みを活かし、障害を取り除くことで成功の確度を上げることです。
④Engage(エンゲージ):コラボレーションする

社内外や部署間、組織を超えてコラボレーションすることです。
⑤Execute(エグゼキュート):最大効果の実践をする

最大の効果を生む実践のためのプランやシステムを作ることです。

2、リーダーシップを伝播した事例

では、具体的にリーダーシップを伝播するとはどういうことでしょうか?

5Eに分けて解説していきます。

(1)Envision(エンビジョン):未来を描く

困難な状況でも、常に輝かしい未来を見据え、メンバーを励まし、実際に乗り越えられることです。

辛い時でも、輝かしい未来があれば頑張れます。

私も大変なことがあっても、ワクワクする未来・夢があるから頑張れます。

みんなでワクワクする未来を実現しましょう。今までにも色々な壁を乗り越えてきましたし、無理だと思われたことも実現しました。できるのです。

ちなみに、他の会社のVISIONの例も参考にしてください。

P&G: 当社は現在、そして次世代の世界の消費者の生活を向上させる、優れた品質と価値を備えた製品とサービスを提供します。その結果、消費者は世界をリードする売上高、収益、価値創造を当社にもたらしてくれ、当社の社員、株主、そして私たちが住み業務を行う地域社会が繁栄します。

Starbucks: 人々の心を豊かで活力あるものとするために。一人のお客様、一杯のコーヒー、そして一つのコミュニティから。

Nike: 世界中のすべてのアスリートにインスピレーションとイノベーションをもたらします。

(2)Energize(エナジャイズ):元気・やる気を出す

次に、Energize(エナジャイズ)するとはどういうことでしょうか?

簡単に言うと、以下のようなことです。

  • 人が最も能力を発揮できる環境を用意する

  • 人それぞれ異なることを理解する

  • メンバーから課題解決のアイデアやフィードバックを求め、その課題に関するメンバーの当事者意識を高める

例えば、最近、あるメンバーにABテストのマニュアルを作成してもらったら、期待を遥かに超えるものを作ってくれました。

感謝することは、一緒に働くメンバー同士でとても重要だと思っています。だから、日報でみんなが賞賛し合っているのを見るのもとても良いことだと感じています。嬉しく思っています。ぜひ引き続きやっていきましょう。

(3)Enable(エネイブル):パフォーマンスを上げる

強みを活かし、障害を取り除くことで成功の確率を上げることです。具体的には以下のようなことです。

  • 能力育成の優先順位を高める

  • メンバーのキャリアゴールを理解し、支援する

  • タイムリーなフィードバックやコーチングを継続的に行う

  • 適切な権限移譲を行う

  • ビジョン達成のために不足しているリソースを特定し、迅速に調達する

高い目標を事業部に課すのは、成長してほしいという想いからです。また、「ナレッジ化のその先」で伝えたように、ナレッジや評価制度を作ることでも、みんなの成長を促していきます。

(4)Engage(エンゲージ):コラボレーションする

社内外や部署間、組織を超えてコラボレーションすることです。具体的には以下のようなことです。

  • 経営情報をオープンに共有する

  • 組織の成功のために大きな貢献をした人に対する深い感謝と賞賛を伝える

  • 異なる意見や質問などの発言や対話の機会を奨励し、関心を持つ

そのために、毎月の売上や利益を正直に伝えているのもエンゲージメントのためですし、毎月MVIを発表するのも同じ理由です。

(5)Execute(エグゼキュート):最大効果の実践をする

最大の効果を生む実践のためのプランやシステムを作り、それを実行することです。

具体的には以下のようなことです。

  • 困難や挫折に直面しても諦めないことを組織に求める

  • 目の前の仕事に手を抜かず熱意を持って取り組む

  • 常に高い業績を出し、目標を上回ることを目指す

  • ゴールを視野に入れ、期限内に最大の成果を出すための手順を計画する

最後はPRINCIPLES「目的達成のための戦略を槍が降ってもやり切る」とも重なる部分です。また、何があっても諦めないことも、私が大事にしていることです。

3、リーダーシップを伝播するためにまずやること

リーダーシップを発揮する一歩目は簡単な行動から始まります。

まずは周囲のメンバーに「感謝を伝える」ことから始めましょう。

感謝を伝えることもまた、重要なリーダーシップの一部です。

家族や友人はもちろん、一緒に働くメンバーにも感謝しましょう。

そして感謝し、感謝されることで、幸せな気持ちになります。これが冒頭で伝えた「リーダーシップを伝播するとは幸せを伝播すること」という意味です。

感謝し合いましょう!

4、イラッとした時ほどそもそもに感謝

そして、もう一つ大切なことがあります。

人間ですから、仕事やプライベートで他の人の言動にイラっとすることがあります。

イラッとした時、感情を溜め込みすぎるのも良くないですし、ただ怒りを相手にぶつけるのも良くありません。

そんな時、おすすめなのは「感謝」することです。

人間に生まれたこと、日本に生まれたこと、このコロナ禍で深刻な不安なく生きていけることに感謝することで、あらゆる出来事に感謝できます。

常にポジティブに物事を捉えることで、人生はとても幸せになります。

まとめ

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

「リーダーシップを伝播する」というPRINCIPLESの意味と具体的な行動についてお伝えしました。

何か分からないことがあれば、遠慮なく聞いてください。

このPRINCIPLESも、「粋々とした社会の立役者たち」となるためには非常に重要です。

みんなで意識して、行動できるようにしていきましょう!


「マーケティング×組織構築でクライアントにワクワクを生み出す」をVISIONとする株式会社猿社長/記事LPも強み/TVログプロデューサー/不動産投資の教科書社長/国会議員秘書しつつ起業←弁護士ドットコム←ニート←東大中退/モノノフ/ドラマ好き