見出し画像

効率的に働く以上に、効率的に休んでください。#18

心理学や行動経済学の記事 第18回

内容
→まず、脳がなぜ疲れるのかについて話します。そして、このタイトルにもあるように、効率的に働くこと以上に、どう効率的に休むのか?について書きます。


なぜ脳は疲れる?

結論から言うと、脳が疲れる要因はマルチタスクによるところが大きいと言うことです!

マルチタスクとは、同時に複数の処理をすることを言います。あれもしてこれもして……みたいな状態ことを指します。

一見、効率的に思えます。また、仕事ができる人にも見えます。

しかし、マルチタスクの弊害は思ったよりも大きいみたいですよ!

マルチタスクは、脳にストレスを与え、集中力の低下や物忘れにつながるからです!

これは、多くの研究が明らかにしています。

ロンドン大学の研究では、マルチタスクをする時と、一つのことに集中して行った時では、マルチタスクの方がIQを15ポイントも低下させることになる←徹夜明けと同じ!
ミシガン大学の研究では、マルチタスクは一つのタスクを行うよりも、40%も生産性を下げる。


根本的な原因は、マルチタスクでは、仕事を切り替えることが多くなるため、集中力の切り替わりが多くなります。だから疲れることにつながるのです。

また、人間の脳は、ワーキングメモリと言われる記憶を作る部分が、3つほどしかなく、4つ以上の指示には対処困難であることも分かっています。


回復の秘訣

注目すべきなのは、セロトニン・オキシトシン・ドーパミンの3つのホルモンをコントロールすることが重要です!

なんだか、難しそうなので、

セロトニン→癒しホルモン
オキシトシン→つながりホルモン
ドーパミン→幸福ホルモン

と覚えてもらえるといいかな?笑笑(なんだかポケモンみたいだね)

そして、この中でも特に重要なのは、癒しホルモンのセロトニンです!

セロトニンは、他の2つのホルモンの調整する役割があり、土台となるホルモンです!

画像1


では、どうする?

答えは、運動・睡眠・散歩です!

具体的に言うと、

運動→週150分以上
睡眠→7時間以上
散歩→毎朝15分

が理想って考えてもらえるといいです!


……って言われてもねー……


と思うなら!まずは散歩が効果的です!朝に散歩をすることは5分でもものすごい効果になります!また、休憩の合間に少し歩くことも効果的です!

さらに、場所は水辺を歩くと癒し効果が働き癒しホルモンさんが働きます!


どう働く?

新型コロナウイルスの影響により、リモートワークやテレワークが加速しています。

そのような状況で、働くこと以上に、どのように休むか?そして、効率的に休むにはどうするのか?

ということを模索してみては良いのではと思います!




※ちなみに、ホルモンの名前や休憩方法を3つ挙げたのも理由があったんですが……

ここでサポートいただいたものは、全て私の母の病気への還元に使わせてただいています。