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あのおまんじゅう屋さんのようなネットショップ

こんにちは!クッキークルの店主ナオです。

今日はひな祭り&結婚記念日&明日娘のお弁当でして、買い物と怒涛の料理が待ってるんで、スタッフに仕事をぶん投げて巻きでこれを書いています。
(どうでも良い情報をすみません)

私が幼い頃、近所におまんじゅう屋さんがありました。
そのお店は、和食屋さんの一角にあって、そのお店のおばあちゃんがやっているお店でした。

メニューは田舎まんじゅう一択。

小さな小窓があり、そこをカラカラと開けて「おまんじゅう2つください」と頼む。
おばあさんが裏にある大きな蒸篭から、ほかほかの蒸したてのおまんじゅうを紙で包んで渡してくれるのです。

それが私は大好きで、よく買ってもらっていました。
おまんじゅうが好きなのはもちろん、その小窓からおまんじゅうを買う時のワクワク、ドキドキ感が好きだったのです。

私がお店を始めた時は最初ネットショップのみのスタートでした。
その時、この原風景をネットショップで表現したい、と思っていたのです。

最初の事業計画書には、そのことも書いています。

小窓をカラカラと開けて、ワクワクした気持ちでクッキーを選ぶ。
直接顔を合わせられなくても、クルのHPを開くときは、そんな風にお買い物してほしい。

でも、実際見ていただければわかりますが、クルのショッピングページは、いたって普通です。
小窓感なんて一切ありません。笑

だけど、不思議とお客様の購入の仕方が、まるで店頭でお買い物をしているようなかたが多いんです。

自分の好きなクッキーだけをリピート
前回買ったクッキーが無くなり次第購入
限定を一つだけと、必ず買うお気に入りを追加して購入
定番クッキーを購入した数日後に、限定クッキーを購入

送料がかかっていることを、こっちが気にしてしまうほど。笑

私の中にある、「おまんじゅう屋さんのワクワク感を感じてほしい」と言う想いは、
それっぽく口に出さなくても、それっぽく表現しなくても、
じんわりと滲み出ているのかな、と感じました。

今はどんどんオンラインにお店が増えていて、ただ出すだけでは埋もれてしまう。
いわゆる「差別化」と言うものが必要なのだと思います。
あんまりそう言う視点で考えて動いたことなかったけど、自分がオンラインショップに滲ませたい原風景が、最初に明確にあったこと自体が実はものすごいラッキーだったんじゃ、と思い始めました!

あーあのおまんじゅう食べたいなあー。笑
口の中をおまんじゅうにさせてしまってすみません。

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