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ここから1つの延長線上へ。

2020鑑賞感想037 サクリファイス

はじめにいっておこう、ちゃんとまとまるはずがないことを。

初日。とうとう。前日のドキドキ。仕事なんて手がつかない。睡眠不足。スヤぁ…( ˘ω˘ )

「おい起きろ。」なんて言ってくる人は今日はずっと出かけている。スヤスヤし放題だ。なんてわけにもいかず、一応それなりに仕事。

定時直前。急に自分宛へ電話。「ちょっと作業してくれないか」。マッハで終わらせ定時ちょい過ぎの18:10。吉祥寺へ向かう。

ファミリーマートへ寄りホットゆずを購入し、アップリンク吉祥寺へ。
着いた瞬間に物販コーナー。パンフレット発見。あれポスターは?と思いつつ受付に行き、「『サクリファイス』のパンフレットとポスターをください」と一言。

「すみません、ポスターまだなんです。上映前には届くと思うんですが。」とりあえずまあ、パンフレットのみ購入。

うろうろ。うろうろ。

席あるし荷物片したいし座るか…。あ、壷井さんだ。「どうも」「またあとで」。とここでは軽い挨拶だけ。よし、座ろう。あれ、柚ファンの人だ(柚オタとはあえて言わない)

柚談義で花を咲かす。とそこに柚くんが…。(゚o゚)アッという感じでこちらに気付き目を丸くするもそのまま楽屋へ…。来ていただいて本当にありがとうございます。

そしてなんだかんだあり、公開。の前に舞台挨拶。
もうね、メモ帳忘れてしまったから何も細かいこと覚えてないんだけど。壷井監督の言葉に、涙目になった。本当に作品を愛していて、キャストを愛しているんだなって伝わった。僕もこんな作品を好きになれて、本当に良かったと思えた。

そんな感情が高ぶっている中で上映が始まる。ドキドキが止まらない。

…。

分からなかった。ダメだった、謎の感情のせいで冷静でみれなかった。初めて観る作品だった。見方が全然違った。謎感情で高ぶっているのに、どこか冷静でカットの割り方を見ている自分もいた。色んな自分がいた。気付いたら涙が出ていた。

やはりそれを思わせてくれるのは、撮り方なんだなとラジオを聴いたのもあって、改めて思った。

※ラジオはこちらから

初日だもん。今出てるぶんは毎日行くもん。予定されてる2週間は行くもん。今日は、分からなくてもいいや。でも無駄な時間にはしないぞ。一瞬一瞬大切に観るぞ。そう思って観た初日。

想像してた以上のよく分からない感情。『アイスと雨音』でも、『みみばしる』でも感じなかった感情。この感情に、言葉をちゃんとつけていきたい。つけれたらいいな。つけるぞ。もっともっと、『サクリファイス』を愛したい、そう思えた日だった。

壷井さんとお話できて嬉しかった。楽しかった。多分今日が今までで一番長く話した日。ここでのお話も、僕の中で活きていく。

もっともっと。楽しもう。味わおう。

オタ活は始まったばかりだ。ここから1つの延長線上へ。いけたらいいな。


ジャンル:映画
作品名:『サクリファイス』
監督・脚本:壷井濯
出演:青木柚 半田美樹 五味未知子 藤田晃輔 櫻井保幸 矢﨑初音 下村花 三坂知絵子 草野康太 三浦貴大 他
公式サイト:https://sacrifice-film.com/
場所:アップリンク吉祥寺
鑑賞日:2020/03/06(金) 20:05-
物語
かつて新興宗教団体〈汐の会〉で東日本大震災を予知した少女・翠は、今は陸上部に所属する女子大生としての日々を過ごしていた。
同じ頃、大学周辺では三つの事件が起こっていた。神崎ソラという孤独な学生の死。三一一匹殺されるまで終わらないとされる猫殺し。若者を戦争へ駆り立てる団体〈しんわ〉の暗躍。
平凡な毎日を忌み嫌う塔子は、同じ学部に通う愛想の良い青年・沖田が猫殺しの犯人ではないかと睨み行動を共にしていた。やがて彼が、キャンパス内で神崎ソラと接触を持っていた唯一の人物であることを知り、猫殺しだけでなくソラの殺害にも関与しているのではと疑い始めるが……。
東日本大震災から九年、「死の物語」の中を若者たちが疾走する。

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