サヨナラ2

2020鑑賞感想014 サヨナラまでの30分

ジャンル:映画
作品名:『サヨナラまでの30分』
監督: 萩原健太郎
出演: 新田真剣佑 北村匠海 久保田紗友 葉山奨之 上杉柊平 清原翔 牧瀬里穂 筒井道隆 松重豊 他
場所:kino cinéma 立川髙島屋S.C.館
鑑賞日:2020/02/15 12:50-
あらすじ
他人と関わることが苦手で就職活動もうまくいっていない大学生の颯太(北村匠海)は、ある日1年前に他界したバンドミュージシャンのアキ(新田真剣佑)が遺(のこ)したカセットテープを拾う。テープを再生してみると、その30分の間だけ颯太の中身がアキになる。アキは颯太の体を借りて、恋人やバンドのメンバーとの再会を果たす。

サヨナラ

感想

※ほんのちょっとだけネタバレありのため数行改行します






冒頭のアキが死ぬまでの描き方が完全MVな撮り方で、すごいスンナリしていて僕的には観やすかったし映画館でMV観た感じがあって面白かった。この後も適度にMVっぽい撮り方がちょくちょく入ってきて、普通の感じとMVの演出の切り替えはちょうどいい塩梅で観やすくその演出方法は面白かった。

新田真剣佑は歌は上手いんだけど歌手として、アーティストとしての歌い方っぽく聴こえなくて、少し違和感があったかも。アキが途中にあったバラードの歌い方が平井堅にしか聴こえなくてつい笑ってしまった。でも上手いなあ。

北村匠海くんはDISH//もやっているので、演技と歌も違和感なく魅せさせてもらった。匠海くん良いね。入れ替わる前とあとでの切り替えもすごいし、颯太として成長して変わっていく様も一緒に演じていて改めて演技上手いなあと感じた。最後の中身変わったんだけど変わってないふりをしている、という演技はすごかった。

バンドの3人は葉山奨之くんだけ若い感じがして少し違和感あったけどあれ同い年の設定よね、たぶん。上杉柊平と清原翔と新田真剣佑が大人びている感じの顔なのでこの4人とだと一番若く見えるけど新田真剣佑が北村匠海になるとその立ち位置が少し変わってくるのも面白いところ。

物語としては幽霊入れ替わりものプラス青春ものプラス音楽といった感じ。長くもないし短くもないしいいタイミングでライブだったり練習のシーンが入ってくるので観やすかった。

なぜだか分からないけどライブシーンはだいたい泣いてしまった匠海くんの歌声がなんかくるんだよねえ…良きでした。新田真剣佑から匠海くんへの切り替え違和感ねえなあ。

真剣佑の学生服は違和感しかねーよって冒頭思ったけど、ほんのちょっとしかなかったので問題なし 。

なんだかんだ結構面白かったし良かった。今年観た中でも結構上位に組み込むかも。

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