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楽しすぎて疲れるHSS型HSPの処方箋



楽しいことがしたいけど疲れやすさの矛盾に葛藤し続けるわたしに、タイムリーかつ最適解な記事をおみかけしたので引用させていただきます。


楽しいことで日常を埋め尽くすと疲労困憊してしまう


HSS型HSPはとても当てはまる人が多いと思う。


そこで大切なのは


刺激 ↔︎   日々の日常的な地味な生活

のバランスだということ。



これは確かにワナだー!と納得してしまった。


楽しいことさえしていれば良いと思っていたが、もともとわれわれHSS型は好奇心旺盛なため、楽しいこと=刺激的なことに対する感度が高いのだ。


片っ端から思いつくままに楽しいことをしよう!と思ったら毎日が刺激だらけになり、疲れ果てるのも考えてみたら当たり前のことかもしれない。


わたしがまさにそのタイプで、勉強したい分野があると昼夜問わずパソコンに向かっていたり、思い立ったらすぐに旅行やイベントを計画して、スケジュールがハードな予定で渋滞していることは日常茶飯事だ。


楽しいことをやっているはずなのに急に充電切れして何日も寝込んだり、気持ちが落ち込んできて「なんだかぜんぜん力出ない」となるまで、止まることができなかったりする理由が、気質のせいだと気付いたのはここ数年だった。



何でいつもそうなってしまうんだろう?
と思っていたが、この記事を読んで理由がわかった。


やりたいこと=

刺激 ×   刺激 ×   刺激

みたいな感じで意図的に休むということを考えていなかったからなのです。


好きな分野を勉強するとか、セミナーに行くとか、外出するとか、旅行に行くとか、会いたい人に会うとか、だいたいが思いつく「やりたいこと」って、ちょっと積極的めなことじゃないですか。


で、それ以外は「疲れて動けない日」とか、「なにもできなかった日」みたいにネガティブな印象になってしまう。


でもバランスを取る意味での


日常(地味なこと) ×  非日常(刺激)


の両方について考えたことがなかった。


やりたいことをして疲れるけど楽しい →   消耗


の繰り返しはしょうがないか、と思っていたのだ。



じゃあ退屈ではないけど刺激の少ない活動とはなにか?


刺激がまったくないと飽きるし落ち込んでくるけど、刺激の間に意図的にはさむとしたら「心地よいこと」だったらどうだろうか。


日常 →   心地よいこと

非日常 →   刺激・イベント


みたいに、刺激の少ない日常を疲れずに、ほっこり穏やかに過ごせる習慣をつくるとしたら何かを考えてみた。


日常:
ヨガ、瞑想、お茶を飲む、おふろに入る、映画を見る、読書、寝る、自炊、散歩、カフェでぼーっとする


非日常:
外出、セミナー、イベント、遠出、旅行、キャンプ、美味しいものを食べに行く、人と会う、アウトドア的なこと


日常的な地味なことを考えてみたら、「時間がもったいない感」があって、ついつい後回しにしてきたことが多かった。
それよりも「いつもとちがうこと」「有意義な体験になりそうなこと」をしたがる傾向がある自覚があった。


メンタルの調子が良いとうれしいので、どうしても「あれやりたいここ行きたい!!」になるのだ。そして日常のささやかなことは後回しになってしまう。(思い当たる節はないだろうか)


でもなにか特別なことをして刺激を得なくても、むしろ毎日のなにげない日々の繰り返しのなかに「幸せだなあ」とか、「ほっとするなあ」とかを感じられた方が幸福度は高いのかもしれない。
そういえば幸福度が高い人は、必ずといっていいほど自分を良い状態に整えるためのささやかなルーティンを持っているのだ。


人は不足感や欠乏感があると、一時の刺激でごまかしたくなるものだが、ドーパミン的な楽しさは麻薬と同じで依存性のある脳の快楽物質によるものである。


刺激に逃げずに、自分を理解して整えることや、感情と向き合うことや、セロトニン的なじわーっとする幸福感を感じられる習慣をより意識してすることが、今の自分には必要なのかもしれない、と思った。

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