見出し画像

ヨガの体づくり〜ビーツで元気①〜

ヨガを始めると自然に、また必然的に、食事に気を遣うようになるのは、ヨガを通して自分ととことん向き合うからだと思っています。

アーサナで体を動かす時間、瞑想するとき、ヨガ哲学を心に置きながら毎日を「生ききる」意識で過ごすとき……「今の自分はどんな状態か」をつねに俯瞰する。ヨガを生活に取り入れると、それが当たり前になるのです。

とくに体を動かす時間は、慌ただしく過ごしている間は気づけない、自分の心身の微細な変化を察知しやすい。

今日は少し体が重いな、むくんでいるな、なんか軽くて調子いいみたい、この部分がいつもより硬いぞ……といったふうに。

ヨガには、心身の浄化作用があるから、なるべく体の中を巡らせるものを摂りたいし、濁らせるものは摂りたくない、と思うようになります。
その意識は、側から見れば「ストイック」と受け取られがちなのだけど、本人からすると、「その方が気持ちいいからやっている」だけ。

というわけで、わたしも日々、そうした意識から、食べるものや食べないものを選んでいて、このマガジンでも「ヨガとダイエット」と題したシリーズや、おまけ記事で、食にフォーカスしながら書いてきました。

そして今回、突然ではありますが、「ビーツ」にフォーカスします!

なぜなら、今わたしの体が不思議なほどビーツを欲しているから。
もともとビーツは大好きで、時折お店で見かけると素通りできない野菜ではありましたが、今は、ビーツを手にするとうっとり、調理している間も早く食べたい……とヨダレが出そうなほどです(重症)。

これは何? いったいなぜ?と調べてみると、まさに、今のわたしの体に欠乏している成分が豊富に含まれているからだ!という答えに行きつきました。

とくに「食べる血液」とも称されるほどの豊富な鉄分と、むくみを解消してくれるカリウム、腸内環境を整えてくれる食物繊維。
家系的に貧血体質(健康診断でもよく注意される)、冷え性で万年むくみに悩み、もともと頑固な便秘持ち(それもグルテンフリーによってだいぶ改善したけれど)。そんなわたしには、つねに切らしたくないほど、ありがたすぎる野菜であることが判明。

梅雨に入ってからというもの、猛烈な湿気や酷暑、それによるクーラー使用で、ヨガを毎日やっていても追いつかないほどのむくみに悩んでいることもあって、ビーツ農家さんからどっさり取り寄せ、毎日せっせと摂っていこう!と決意した次第。

今のわたしが必要とする栄養素がここに凝縮されている……!

そんな中で「これはウマイ!」と自画自賛したビーツレシピを、今週と来週に渡って公開します。

*レシピ記事はこれまで、マガジン定期購読者の方だけ読める無料記事として公開してきましたが、今週と来週は無料でインタビュー記事を公開しているため、こちらを有料記事とします。

*ヨガジャーナルオンラインでも、ビーツのすごさとレシピを紹介する記事を見つけたのでリンク貼っておきます。

温冷どちらも美味!ビーツのヴィーガンポタージュ

このピンクに目からもパワーをもらえます

【材料】18cmの鍋でつくりやすい量

ここから先は

943字 / 4画像
この記事のみ ¥ 300
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?