子供の大学受験③大学選びのポイント
こんにちは。
2月に入り、受験シーズンもいよいよラストスパート。
受験生のみなさん、親御さんはいかがお過ごしでしょうか?
3回目の今日は大学選びについて書いてみます。
ご家庭によって状況も違います。あくまでもひとつの方法として、これから大学受験を控えた方にも読んでいただけたら幸いです。
前回までの記事はこちら。
はじめに
子供自身の人生だからやりたいことは自分でみつけるべき?
一体どれだけのお子さんが、「これがやりたい!」と具体的な目標を持っているでしょうか。
災害や紛争に胸を痛め、政治家や企業の不正が取り上げられているニュースを見て、将来を決められない子供に「しっかりしなさい」なんて言えません。
夢は一人でみつけなくてもいい。誰かに相談しながら、悩みながら最終的に自分で選択したらいいと思っています。
学校からは色々と案内が届くため、必然的に子供が高校1年のうちから大学について考えていました。
多くの大学は、春から夏にかけてオープンキャンパスが開催されます。高1から大学を探し、高2の夏休みには観光も兼ねて現地に行くのがおすすめです。
とはいえ、全国各地にある大学。いったい何をどうやって選べばいいものやら。(私が選ぶわけではない!)
興味のある分野を明確にする
高校生にもなると、お子さんとの会話が減るご家庭もあるでしょう。
進路のことで話しかけても「放っておいて」と言われるかもしれません。
ちなみに、「放っておく」の読みは「ほうっておく」が正しい。
「ほっといて」と言いますけどね。
あ、また脱線。
決して親の押し付けにならないよう、子供を尊重しながら。
・普段どんなことに興味があるのか、衣食住をベースに考える
・絶対にできないことは何かを考え、消去法で選ぶ
漠然とした興味を掘り下げていくうちに、何となくやりたいことがみえてきます。
好きでもない学びに4年間も使えますか?
仕事につながるか
大学は就職に直結するもの。仕事につながるのかという視点も大切です。
まずは、子供自身がどのような働き方をしたいのか。
「休みの日にはどうやって過ごしたい?」と想像するのも楽しかった。
話すことでビジョンが描かれていく。言語化する大切さを実感。
知っておきたいのが就職率。
大学によって計算基準が違い、数値だけで判断してはいけないらしい。
*オープンキャンパスでの学び*
大学によって「全学生」や「就職を希望した学生」を対象にするため母数が異なる。
就職を希望する学生だけを対象にした場合
学生の中で大学院への進学や海外留学、または仕事をしない人は計算式に含めていない
もともと仕事を希望している人が就職したのだから、就職率は高くて当然
さらに、この数だけを鵜呑みにしてはいけないということも判明。
訪れた大学では、1年後の卒業生に行った満足度調査の結果を教えてくださり、「8割の学生が今の仕事に満足」と回答。
ミスマッチやその他の事情から、就職しても早期に退職するケースが多い中、こちらの卒業生は、働き続けられているようでした。
なるほど。就職してからの仕事ぶりも大事なわけです。
オープンキャンパスで、お笑い芸人さんのMCを聞いているような心地よいトーク。良さそうな大学!と好印象を持った単純な私でした。
また、就職サポートについても大切。
1年次から社会を見据えた教育が行われる大学や、サポートは3年次から開始などさまざま。
残念ながら内容の充実度はわかりませんが、サポート体制がしっかりしているところは、人間を育ててくれるように感じられました。
頼れる大人がいてくれるなら、親としては安心です。
でも結局のところはサポート云々より、自分がどう学び、仕事につなげるかが大切だと思います。
立地から考える
興味のある学部がわかってきたら、あとはやっぱり立地ですね。
一人暮らしは賛成だけど、何かあったら飛んで行きたいのが親ゴコロ。
この地方までならいいかな?と都道府県を基準に大学選びをしていきます。
○○県は美味しいものがある!も理由のひとつになりますね。
一度しかない人生、楽しんで生活してほしい。
おわりに
好き勝手に書いてしまいました。
選択肢が多すぎる大学選び。
家の中であれこれと悩んでいても決まりません。
何か所もオープンキャンパスに行くことで、やりたいことが明確になっていきました。
「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ。」
ちょっと違うか。
現地で感じられること、あります。
結局、子供が高3になっても進路が決められず、最後の夏休みでオープンキャンパスに参加。ようやくコレ!といった大学に出会えて志望校を決めることができました。
当初は候補にも入っていませんでした。
たくさん調べて悩んだからこそ、納得して選択できる。
大学選びを通して、子供と大切なことを学べたと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また。
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