見出し画像

2020年 青森・北海道旅行記 #5 函館の冬

青森港を深夜のフェリーで発ち、2日目の早朝に北の大地に到着

降り立った途端、強烈な吹雪と寒さ。これが北海道かと感じた瞬間だった。

函館港から歩いて約20分、道南いさりび鉄道の七重浜駅に到着。そこから、函館駅へ

乗ってきた列車
ローカル線らしく、気動車
通勤通学ラッシュに重なり、車内は大混雑だった

函館駅に降り立つのは、小学5年生のときに寝台列車北斗星で家族と一緒に北海道に住む祖母の家に帰省したとき以来。
長大ホームは変わっていないが、寝台列車はもう廃止され、長い列車が来ることはない。

雪積もる函館駅ホーム
当然ながら、冬の景色を見たのは初めて

函館駅を離れ、まず向かったのは函館山の麓。
函館市電の南の端を見たかったのもあったが、朝早すぎてどこも開いていないため暇つぶしとして行った。

市電の南端:函館どつく前

端というものは儚いものである。この先には線路は伸びないのだから。
ただ、ここまで来たという達成感が芽生える。
私はこの瞬間、日本の端に行ってみたいと思うようになった。

複線で来た線路も、終端だけは僅かに単線になる。
函館どつく駅付近から見た函館山頂上

そうしている内に良い時間になったので、本格的に函館観光開始。
まず向かったのは、五稜郭タワー。

冬の五稜郭
真っ白な星が美しい・・・

夏の五稜郭は家族とたくさん行っているが、冬は当然ながら初めて。
朝早いというのもあり、足跡があまりないきれいな地面を見ることができた。

南を見ると、一面雪が積もった屋根が並ぶ
その向こうには津軽海峡の海が見える
真下を見ても真っ白。
函館山方面を見る

五稜郭を後にし、いよいよ函館山へ。
函館山の登山道路は冬期は通行止め。登るにはロープウェイしかない。冬の函館山に登る方はご注意を。

函館山モニュメント
郊外は高い建物がない平原が続いている事が分かる

函館山に登る頃には、曇りがちだった空がだいぶ開けて、良い景色が広がった。

毎度おなじみの景色も、夏と冬とでは全く違う

景色は良かったが、当然のごとく超寒かった。
雪があまり降らない地域出身者としては、これが冬の北の大地なのかと肌で感じた。


その後、お昼にラッキーピエロのハンバーガーを食べ、祖母の家に向かった。
その後は北の大地の中心都市へ向かう・・・

この記事が参加している募集

#一度は行きたいあの場所

52,829件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?