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2021年 18きっぷで行く山陽横断旅行 #2:1日目-中編 瀬戸内の海から岡山へ

前回、愛知から一気に兵庫県の姫路まで進んだ。初日の午後は、いよいよ山陽地方に入っていく。

※前回はこちらから


1.姫路から西へ。いざ、山陽地方へ

姫路駅にてカツ丼を昼食として食べた後、再び姫路駅のホームに戻ってきた。

姫路駅に入線する特急スーパーはくと

ホームには、丁度関西と山陰を結ぶ特急スーパーはくとが到着するところだった。
この特急は、途中非電化区間を通過するため気動車特急となっている。
電化路線である山陽本線を、気動車が走行するのは、個人的には違和感しかなかった。

次の乗車電
播州赤穂行

さて、ここから山陽地方に入っていくのだが、姫路から岡山へは2つの在来線がある。
一つは山陽本線。もう一つは赤穂あこう線である。
今回は赤穂線を選択した。
理由としては、赤穂線が瀬戸内海に近いのと、播州赤穂行に乗車するとスムーズに岡山行に乗り換えることができるから選択した。

網干総合車両所

姫路を出発すると、網干総合車両製作所がある。
そのため、網干駅が始発・終着となっている列車が多い。

相生駅
山陽本線と赤穂線の接続駅

しばらくすると、列車は赤穂線の接続駅である相生駅に到着する。
ここで一旦山陽本線と別れ、赤穂線に入っていく。

2.赤穂線 海と山と黄電と

赤穂線は、相生駅と東岡山駅を瀬戸内海に沿う形で結ぶ路線。山陽本線が山側を通過する一方、赤穂線は瀬戸内海の景色を楽しめる。

海?
いいえ、川です。

と言いつつ、相生を出た後は一瞬海が見えるが、最初は山の中を縫うように走行する。


播州赤穂に到着すると、すぐさま同じホームに止まっている岡山行に乗り換える。
乗り換え時間はわずかだったので、車両を撮影することができなかった。まぁ単線であるので行き違いの際に撮ることにした

JR西日本式ワンマン運賃表

播州赤穂まではツーマンだったが、播州赤穂から先はワンマンとなった。

赤穂の工業地帯で、赤穂線初の海の撮影成功

播州赤穂から伊里までは瀬戸内海沿いを走行する。
伊里から先は山の中を走行し、岡山を目指す。

列車内の椅子は固定クロス+一部ロング
年季が入っている
日生駅近くからは、小豆島へ向かうフェリーが発着する

岡山に向かうにつれて、雲が多くなっていき、せっかくの瀬戸内海も白背景の写真となってしまった。
しかし、穏やかな瀬戸内海を見ると心が洗われる感情を抱いた。

日生駅の駅名標

列車は日生ひなせ駅に到着。
ここで車両の外観を撮影できた。

黄色+真っ平ら・・・

岡山県内のJRはこの写真のような黄色い電車が主流となっている。
同じJRでも、地域によって運行している車両は全然違ってくるのだ。


伊部駅

日生を出た列車は瀬戸内海から離れ、今度は山の中を西へ向かう。
途中の伊部いんべ駅では、霞がかった山と赤の駅名標を撮影することができた。

西に進むにつれ、天気が少しずつ悪くなっていった。
そして、雨が降ってきた。
写真のように窓にも雨粒がハッキリと付いた。

一眼レフならでは。窓の水滴にピントが合ってしまい、外の風景はボヤケた。

3.今日のゴール、岡山で奇跡の出迎え

列車は赤穂線の接続駅である東岡山に到着。
ここから、再び山陽本線に戻るが、ここまで来ると今日の目的地は目の前だ。

東岡山駅
窓にモバイルバッテリーのコードが反射している・・・
岡山駅に近づくと、高い建物が増えてくる

そして、午後3時過ぎ、今日の目的地岡山駅に到着した。

到着番線から駅名標を撮影
播州赤穂から乗ってきた列車

岡山駅を出て、今日泊まるホテルに向かう途中、ある景色を見ることができた。

!!

そう。虹である。
道中で雨が降っていたが、それに呼応したかのように岡山駅の向こう側に虹が出た。
旅初日から素晴らしい風景が見れて、最高の気分だった。


次回は岡山観光。
有名観光地を巡っていきます。
それでは。

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