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ハイパー社畜の生存戦略#3 「多くの大人達が真剣に考えない、ある真実」

 今日も元気にこん社畜!
 作家作曲メタル系麻雀士の一条奈緒です。

 今回は、そもそも何故私が「生存戦略」などと大それたことを考えるようになったのか、について理由を話していきたいと思います。

 まず、皆さんにお聞きしたい。
 定年退職したあとどうしますか?

 因みに定年退職を無事に迎えられること自体現代では難しいと思います。
 属している会社からリストラされてしまうかもしれないし、そもそも会社が倒産するかもしれない。(企業が20年以上存続する割合何%だと思いますか?調べるとすぐ出てくるので確認してみて下さい。)
 転職が容易にできる時代だから仕事がなくなることはないんじゃない?
と思われるかもしれませんね。
 それでは中途入社した場合、定年を迎えた際に貰える退職金は満足にもらえるのでしょうか?

 まあ、話が脱線しましたが、定年退職を迎えた後どうするかについてですが「貯金する」という選択肢や「資産運用する」といった方法があるかもしれませんね。

 まず「貯金」に関して。
 皆さん、満足に貯金すること現状できていますか?
 家庭を持っている方でしたら、お子さんにかける教育費を考えるとかなり難しいでしょう。塾に行かせないと言う方いらっしゃるかもしれませんが、地方ですとその選択肢はお子さんの将来をかなり狭めてしまう可能性がありますよ。(教育の話は今後じっくり書きます)
 また、たとえ貯金である程度残せたとしても、老後は病院にお世話になることも増えるでしょう。生きていくうえでのコストも増えるかもしれません。 それに、減っていく貯金とにらめっこして続ける人生、耐えられますか?

 次に「資産運用」について。
 都合良く資産増やせると思いますか?
 「資産運用」とみるとスマートな選択肢の印象を受けますが、根本は「投資」
 ここで資本主義(金融資本主義)が大きく力を持つ時代、一番強い存在は誰か考えてみて下さい。
 有名な投資家さん?よくテレビに出ている人?
 いったい、誰でしょうか?
(余談ですが、日本、アメリカなどほとんどの国が通貨発行権を持っていないのご存じですか?そして、通貨発行権を持つ存在は何かご存じですか?
 とどのつまり、「資産運用」は銀行や証券会社(投資信託)、または保険会社によって行うかは様々な選択肢がありますが、リスクが付きまとうのです。しかも、どれだけ増えるか予想できないので、未来の不安は拭えませんね。

 ここで私の体験談を少しお話します。

<体験談1>
 私は警備会社でバイトをしたことがありますが、そのバイトにはお年寄りの方が多くいらっしゃいました。
 ずっと立っているの仕事なので、若い私でも肉体的にとても大変でした。
また、どうしても動きが悪いので社員の人から良い評価を受けていないフシがありました。どうしても若いバイトのほうが「有能」と判断されてしまうのです。(オブラートに包みましたが)
 頑張って定年まで働き、良い役職にもついた。その後年金と貯金だけでは足りないと始めたバイト先で「無能」扱いされるの、辛くないですか?
 私はこの経験から退職後のリスクについて考えるようになりました。

<体験談2>
 私は某みんな知ってる企業に勤めておりますが、最近「役職定年」という制度が設けられました。その結果、少し前まで私の上司だった人が私とパートナーを組み仕事することとなりました。
 現場から離れていたため、現場のことについては戸惑うことが多いです。
しかも、取引先の方からは「使えない」と言われてしまう始末。
 会社に属していても、ずっと安定して仕事を続けていくことが、果たしてできますでしょうか?会社都合で自分の資質に合わない環境に突然身を置くことにもなってしまうかもしれません。
 私はそんな元上司の姿を見て切なくなり、「会社に頼らないと生きていけない状況から脱却しよう」と強く思うようになりました。

 定年時、さまざまなリスクがありますね。
 でも、どうしたらいいか分からないという方が多いと思います。
だからこそ、真剣に向き合うことができない、または向き合うことが怖いのだと思います。

 それではどうしましょうか?
 私が出した結論は、定年後も働き続けれるような「好きな仕事」を手に入れることでした。

 私は沢山好きなことがあり、チャレンジしております。
その中で一番注力しているのは「小説を書く」こと。
 前のnoteでも書きましたが、現在半年に1回のペースで応募しております。執筆活動なら身体使わないため、腕が落ちない限り続けられるかもしれないと考えました。

 「小説家」になれるとは限らないじゃん!
一握りしか成功しないものに時間をかけるのであれば、もっと現実的なことをするべきではないのか?

 そうおっしゃる方もいるかもしれません。
 そこで私はこう答えます。
「小説家になれなくても良いじゃん」

 私は作家として収入を得ることを目標としておりますが、なれない可能性も加味しております。でも、目標が果たせなくても得るものは0にならない。
 やってきたことは必ず形を変えて自分の新しい未来を切り開く力になっていくのです。

 私は営業職ですが、執筆活動のお陰で文章をメールや手紙、反省文など書く作業には困っておりません。
 また相手の次の言葉を予想したり、商談をどのように進めていけば良いかのストーリーを組み立てれるようになりました。
 未来を考える力が向上することで段取りを考える能力も鍛えられました。

 このように、自分が本職以外の活動を頑張ることで得られる経験値が増えることによって、自分の持っていなかった力が目覚めていくのです。
 この力が、未来を切り開く武器になっていくでしょう。

<最後に>
 近い未来、人類は滅亡の危機に瀕するかもしれません。
・AIに仕事を奪われる
・氷河期が来る
・ポールシフトの影響で地球が住めない環境が来る
・人間の身体は消滅する
・人口が支配者層によって削減される

 都市伝説です(笑)
 冗談で書きましたが、これが本当に起きると言いたいわけではありません。(本当に起きるかもしれないけど)

 私が言いたいのは、「他の存在に頼らず、ある程度自分の力で生きていける力をつけましょう」ということです。
 会社に頼っていても、会社はあなたの面倒を一生見てくれるわけではありません。そんな制度は高度経済成長期だけです。
 昭和時代のことを引きずり令和になってもその幻想を抱き続けていては、いざという時に路頭に迷ってしまうかもしれませんよ。

なので、今の仕事をしながら他の選択肢を作る努力をしましょう。
(自営業でも他のを作れる準備をしたほうがいいと思います)
そして、どうせなら自分の「好き」をカタチにしませんか?

次回はどんな社畜(ハイパーブラック企業は除く)でも夢を追う時間を作る方法について書こうと思います。

ではまた。

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