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フィンランドふりかえり 【1color/colorful_travel】

フィンランドには、9月26日〜11月8日まで、ヘルシンキとサビタイパレという町に滞在していました。
旅行というよりかは、住んでいたに近かったので、そこでの気づきの備忘録を。

良いところ!

○みんな穏やかで優しい
ステイ先に向かうバスで私たちが乗り換えがあった時、バスの運転手さんがおそらくフィンランド語しか話せなくて、英語が話せるレディに耳打ちして詳しい乗り換えの仕方を説明してくれた。電車よりもバスはわかりづらいし、田舎に行くにつれて難易度が上がるからありがたかった。
びっくりしたのは、最後に乗ったバスでスタッフの人がバックパックを私が背負い終わるまで持っててくれたこと!他の乗客もいるのに、、優しい。
公共交通機関の人が優しいと、全体的に印象が良くなるね。

○サウナはめっちゃいい 温泉に通ずる
サウナはすごく気持ち良くてリフレッシュできる。
これは以前のnoteにまとてめます。

○劇的に物価が高いわけではない
生活用品は消費税込みで、日本と同じくらいの感覚。ファストフードは同じくらい。
自炊するのに食材は比較的安い印象。
中でも主食はかなり安い!パスタ1キロ0.5€、パンはたくさん買えば安いし、ジャガイモも安い
。米も、ジャポニカに近いもの1kg2€と意外と安い。タイ米とかはもっと安い。フルーツと野菜も基本はお手頃かな。おそらく旬のものはどれもかなり安く手に入る。惣菜系は日本と同じか量が多いからか少し安い印象。自炊をできる環境なら食費はかなり抑えられる!

○パンが美味しい
お食事用のパンも、pullaと呼ばれる菓子パンたちも、どれも美味しかった。
お食事用は、シンプルな周りがパリッとしてて中柔らかめのもの、雑穀入り、ジャガイモ入りもちもちパン、北欧などでお馴染みの固い黒パンなど。お店でもスーパーでも基本的に美味しい。雑穀入りと黒パンは食事によく合う。
pullaは100種類以上あるみたい。コーヒーをよく飲むから、それに合わせた菓子パン、季節の行事に合わせたもの、バラエティ豊かだし、お国柄が出た食材も使われてきて良い。特にコルヴァプースティ(潰れた耳の意味で、その形をしてる)と言われるシナモンロールはコーヒーショップでほぼ必ず食べたけど、ハズレはなかった。硬さとか味の好みはあるけど、全体的にレベル高い。

○水が軟水 水道水が美味しい
フィンランドの水はヨーロッパ では珍しく軟水。そして水道水が飲める。ミネラルウォーターを買わずに美味しい水が飲めるのは本当にありがたい。軟水だからお米もちゃんと炊けば美味しく炊ける。あと、空気も綺麗だった。


あんまりだったところ!

●ご飯はまちまち
上に「パンが」と書いたことから察するに、「あれ、料理は…?」となったかもしれない。
居た時はそんなに気にしてなかったけど、出た後に料理の当たり外れは多かったと実感。
直後のタリンの料理が全部美味しかったからさ、、笑
お洒落なカフェで出てきたワンプレートが謎の味がしたり、料理の味がないと感じたり。
ホストマザーに聞いても、メインの調味料は塩コショウで、あとはこの料理にはこれ!というスパイスがある感じ。基本的にジャガイモ。北のほうに行くと狩猟文化と食糧が少ない時代の名残で肉と保存食が多くなる感じ。行く前に見た記事でフィンランドにいると炭水化物ばかりになると言っていた意味がわかった。
日本が食のバリエーションが多すぎるからか、レパートリーはとても少なく感じる。飽きっぽい人はすぐ飽きちゃうかも。

●やっぱり外食は高い
ランチはビュッフェスタイルが多いから、基本は10€超える。安く済ませるならスープのお店かファストフードって感じだった。日本ほどファストフードのレパートリーは少ない(うどんとか米とかあんまりないからね)。ピザ、ケバブ、ハンバーガー、サンドウィッチとか小麦系が落とし所。思えばファミレスもないな。夜は怖くてレストラン行ってません。笑

●意外に運転が荒い
トラム、バスに乗って移動が多かったけど、結構揺れが激しい。特に田舎に行くバスは車酔いで作業が全くできない。
道が悪いのかな?とか思ったけど、人によって程度は違ったからおそらく運転の問題。
運転の荒さに関係はないけど、ヘルシンキのトラムで一回運ちゃんが道を間違えて乗客全員が降りる羽目になったことが、、笑
ついて2日目くらいだったし、乗客のおっさんがやたらジョークをフィンランド語で言って車内に笑いが起きていて私たちには何が起こったのかわからなかったけど、マダムが説明してくれた。みんなでぞろぞろと歩いて最寄りの乗り場まで帰って行きました。

●冬は太陽が恋しくなる
冬に近づくにつれて、日照時間がどんどん減って天気も曇りや雪ばかりに。10月ですら8時に陽が登り、16時には陽が沈むという。真冬の北海道くらい。これからさらに陽が短くなっていく。これは気分が鬱々としてくるっていうのもわかる。みんなビタミンDが不足するから、サプリメントコーナーでビタミンDの占める割合が異常に多い。でも、たまの晴れがすごく嬉しいっていうメリット?も。

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フィンランドを出る頃には雪も降ったり、湖も凍り始めて、すっかり冬でした。
すごくいいところだった。次は絶対夏に行こう。また違うフィンランドを見てみたい。

フィンランドを出てから、オーストリアに向けて南下して、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド 、チェコに行ってきました。次からはそこで撮った写真たちをアップしていきます。


撮影地:フィンランド / サビタイパレ
モノクロ / なおき Leica d-lux6
カラー / さゆり Nikon D5500

読んでくださって、本当にありがとうございました。