見出し画像

忘れられない料理はありますか?

私にとって『忘れられない料理』を考えてみると、思い浮かぶものが2つあります。

1つ目は
『近くの中華料理やさんの味噌ラーメン』
高校1年生のとき、オーストラリアに2週間
ホームステイに行った。
帰国した日、迎えにきてくれた母に食べたいものを聞かれて、答えたのがそれでした。

その時、慣れない環境や疲れで風邪を引いて、声が全く出ない状態だった。そんな中で食べた味噌ラーメンがすごく美味しかったし

普段さっぱりしている母が久々の再会を喜んで、ラーメンを食べる私をにこにこしながら見ていたのをよく覚えている。私も嬉しかった。

2つ目
『サーモンスープ』
これは、30歳のときにフィンランド一人旅に行ったときに、現地で食べた料理。
気温10℃くらいの中、小雨続きで肌寒かったのに、あたたかい食べものになかなか出会えなかった。

一人だったからレストランは入りづらくて
フードコートやテイクアウトを選んでいたから。

そんな日が続いて帰国する前日に、ふらりと寄った屋台で見つけたのが「サーモンスープ」という料理。

どういうものかというと、チャウダーのようなスープに柔らかい鮭の切り身やじゃがいもなどの野菜がゴロゴロ入っていて、ハーブのディルがアクセントになっている、フィンランドでは定番料理。

これがあったかくてやさしくて、おなかに沁みる美味しい味で、まさに忘れられない料理です。

こうして思い返してみると、私にとって忘れられない料理って、あったかいスープ、そして感情や思い出がセットになっているものなんだなと実感。

サーモンスープ、今度作ってみよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?