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グルテンフリー体験記。感想と日々の変化について

大好物のパスタはほぼ毎日、それに加えてリモートワーク期間中、ラーメンとうどんをヘビロテする日々を送っていた私。心なしか体調も常に悪い。

このままじゃグルテンまみれになって、いつかは小麦アレルギーを発症してしまうのでは…! などなど、いろいろな恐怖が重なって、2週間グルテンフリー生活をしてみました。

詳しい始まりや準備期間はこちら。

実施期間は3月21日~4月3日まで。ここではグルテンフリー生活を経て変わったことや変わらなかったことなどをまとめます。

グルテンフリーは身体にどんな影響があるの?

ここ1~2か月くらい慢性的な倦怠感や疲労をずっと抱えていて、ある出来事をきっかけに「もしやこれはグルテン取りすぎの結果なのでは…?」と頭に浮かんだ私。【グルテン 影響】でググってみた記事にはこんな記述がありました。

"腹痛、便秘、下痢などの消化器症状、消化吸収の低下による栄養失調、思考力減退や疲労感などさまざまな症状をもたらします。片頭痛や月経前症候群、自己免疫疾患につながる可能性もあります。"

(『グルテンフリーが体にもたらす影響とは』より)

さらに、「こんな人にオススメ」な、グルテンフリーをするとよい人を見てみると、半分くらいは当てはまる。

・疲れがとれない
・常に体がだるい
・頭痛や肩こりがある
・関節痛がある
・腹痛や下痢、便秘を繰り返す
・ダイエットをしている
・つい食べすぎてしまう
・食後に膨満感や胃もたれがある
・アトピー、ぜんそく、花粉症などのアレルギーがある
・肌荒れや乾燥肌に悩んでいる
・集中できない
・イライラする
・生理不順や重い生理痛がある(女性の場合)
(『NG食品は? 栄養療法のプロに聞いた「グルテンフリー」の効果が想像以上だった』より)

ほかにも、朝すっきり目覚めるや、むくみが無くなるなど全部治ったら別人になるんじゃってくらい魅力的なことが書かれた記事もあり、これは試してみなくては! と意気込んでいきました。

色々調べて効果があることは分かったけれど、グルテンは悪く作用する人がいる反面、何も反応が出ない人もいるとのこと。「グルテン過敏症」とか、「グルテン不耐症」とか呼ばれる人が、グルテンによる悪影響を受けてしまう人らしい。

私はどちらかわからないけれど、とりあえず試してみて体調が悪化することはなさそうだなと思い2週間やってみました。

実際どうだった?2週間試した結果

超簡潔に、効果だけ見ると、目に見える劇的な変化はなかったことが本当のところ。けれど食生活の質というか、気持ちの面というか、全体を通して試してみてよかったなと感じています。実際、2週間終えた今でもグルテンフリー生活とあまり変わらない食事をとっているほどです。

とりあえず、目に見える効果のところ。当てはまっていたものをピックアップしてみていくと、ビフォア、アフターではこんな感じ。

"・疲れがとれない
・常に体がだるい
・頭痛や肩こりがある"

最初の1週間は身体のだるさが取れて、食後の倦怠感がきれいになくなった!

けれど2週間目の後半あたりから、眠気が襲うように。たぶん肉料理の量が身体に影響を与えたのかなといった印象。

頭痛も、日中はそこまで気にならないけれど、起きたときがつらい。多分グルテンの影響じゃなくて、噛みしめとか歯ぎしりとか、違う問題が絡んでいる様子。

・つい食べすぎてしまう
・食後に膨満感や胃もたれがある

肉を食べるとこの傾向あり。グルテンのせいだけじゃなさそう。

・肌荒れや乾燥肌に悩んでいる

どちらかというと化粧水をたっぷりつけたら改善されたような。グルテンによる変化は見当たらずでした。

・集中できない
・イライラする

イライラするときはするよね…。そんなにいつもイライラしているわけじゃなかったので、こちらもあまり変化なし。

ほか、朝すっきり目覚めるについては本当に何も変化なかった。ここはやっぱり、睡眠中に問題がある…!

こんな感じであまり変化はなかったのですが、だからといってグルテン解禁したら浴びるほど食べたいかといえば、そんな気分にはなれず。グルテンフリーの生活がすっかり居心地よくなっていました。

まだ足りない、が無くなった

「つい食べすぎてしまう」は、肉だと食べ過ぎると思ったものの、その原因を探ると「2人分で作った料理を完食しようと頑張ってしまう」、謎な癖があることに気づきました。

レシピ本は大体2人前。その通りに作ろうとしたり、肉をパックで買ってきたりすると、どうしても1人分以上の量を作ることになります。けれど食べるのは私だけ。テーブルに用意する前に小分けにしておけばいいものの、たっぷり一皿で出して食べていくので、「全部食べなきゃ」と意味不明な義務感に襲われるんです…! 多分この失敗は、小分けにして食卓へ出していれば防げたはず。

それを抜かせば、1週目のような野菜多めのごはんだと幸福度も高いし、お皿に盛った料理がきれいだとテンションも上がる。ご飯の時間が自然と充実してきました。グルテンフリーの食材って身体にいいものも多いので、なんだか健康に良いことをしている気分にもなります。

"自分にいいこと"をしている感じが心地よく、グルテンは食べなくてもいられるなら食べなくてもいいかな、と思えたことが、目に見えない劇的な変化でした。

グルテンフリー生活を試したい方は、外出の予定が無いときが断然オススメ

2週間のグルテンフリー生活の中でも、予期せずグルテンを摂取してしまうタイミングが何度かありました。

それはたいてい外出した時。オフィスに出社したり、友達の家で食事をしたり、外食になると途端に、自分の食べているメニューの原材料がちゃんとわからなくなります。そして意外といろんなところに潜んでいるグルテン。砂肝のピリ辛和えなんていうお惣菜にも「(一部に小麦を含む)」という表記を見つけて衝撃を受けたことがありました。醤油にも入ってるんだから、外食時に一切食べないようにするのは至難の業かもしれません。

だからこそ、2週間おうちごはんができるタイミングが食生活改善における絶好のチャンス

いつもは食べることを忘れたり、作るのがめんどくさくてレトルトに走ったり(だから麺類が多かった)する私なので、ずっと家にいると食生活がボロボロになりがち。

けれどグルテンフリーを心掛けて、食べることに興味を寄せたおかげで、毎日3食ちゃんと食べるようになったし、食べるものにも気を付けるようになりました。結果、日々の生活が堕落せずにすんでいるような気もします。

会社に行ったり飲み会が入っていたりすると自分の食事をコントロールするのは難しいので、外出自粛のタイミングで体験して、今後の健康管理や生活改善に生かしてみてもよさそうです。

まだ1か月くらい外出自粛は続くので、次はヴィーガン生活か、前回辛かったファスティングにチャレンジしようかなと考えてます。乳製品大好きなのでヴィーガンはハードルが高いなと思いつつ……家にある肉と乳製品を食べ終えたら、挑戦してみようかと。友達とご飯を食べる時に、「今、肉は控えているから食べない!」とかなかなか主張できないタイプなのでなおさらです。

ファスティングは前回挑戦したけれど、平日にやったからか相当つらかっので、家にいる時にチャレンジするのが一番ハードル低いかもしれない。

食事制限をするときは、「食べられる食材の中でテンション上がる料理を作る」ことが結構大事です。

前回のファスティングは、事前食、事後食においしいメニューを用意できなかったことで食への欲求が爆発してしまった反省があるので、グルテンフリーは食べたいレシピや献立をしっかり考えておきました。多分それが、楽しさにつながっていったのかも。

レシピを整えつつ、外出自粛時の食生活改善、ぜひ試してみてください。


簡単にできる事前食や事後食、またはヴィーガンレシピを知っている方がいたら、アドバイス待っています。


こんなことも感じました。


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