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過去それは所有者の贅沢。

サルトル。

いったいどこに私は過去をとっておくことができようか? 過去はポケットに入らない。過去を仕舞 っておくためには一軒の家を持つ必要がある。私が所有しているのは自分の肉体だけだ。まったく独りぼっちの男、ただその肉体しか持っていない男は、思い出を固定することができない。思い出は彼を通り過ぎてしまう。それを嘆くべきではないだろう。私はただ自由であることのみを欲したのだから。

サルトル『嘔吐』


3次元の物質には過去が宿る。あのときのあれ、あの頃のこれ。
肉体に過去は宿らない。失うものがない者は、皮をいくら剝いだとして、思い出は通り過ぎ、喜びは薄れ、もう傷まない傷跡だけが残る。

失うものがあることが幸せなのか、失うものがない自由を愛するか。


やる気ない、考えたくない、でも焦る。
残った虚しさと切なさ。


【余談】
人生また0地点。バンプのゼロ聴いて泣きそうになった。懐かしい、あの人とFFの零式をプレイしたあの頃。音楽にも過去は宿るよなぁ。生きるの下手すぎてヘトヘト。

髪の毛20cm切ったけどまだロング。
来週長野〜松本周辺で遊べる人いれは連絡ください。

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