会社にも社員にも良い給料体系~勘より相場よりわが社のスタイルを築く3つの視点~

皆様こんばんは、寒さも増してきましたがお元気でしょうか?

12月といえば賞与の時期、という企業も多いと思います。賞与はまだしも昇給ともなると、ちゃんとシステムができていない弊社のような小規模企業もおられることと思います。

小さな会社の給料は「社長の感覚」で良い 説

「社員10人(100人だったかな)未満の会社は社長の感覚がだいたい正しい」という話を聞いたことがあります。私もそう思っていましたが、毎年悩むのも事実。社員はどう思っているのか、業界の相場とかけ離れていないかなどがいつも気になり、自信もって給料を告げられないことがあります。小さな会社でこれから発展したいからこそ、会社も社員もハッピーになる給料体系を築くべきだと最近は考えています。

業界の相場より少し高めが良い 説

「業界の相場より少し高い給料」が理想という話も聞いたことがあります。一見正しそうで気にしてはいるのですが問題があります。「そもそも業界の相場ってどう知るの?」「手当、残業、賞与の考え方など、同業者でもまちまち」

給料が高いんだけど、保険や退職金制度が甘かったり、下手すれば残業代を払っていない会社もありますので、「あの同業者の給料は高いらしい」という噂なんて真に受けていたらキリがありません。社員に手厚い待遇をしている会社が業績不振で・・・なんて話もよくあります。

会社も社員もハッピーになるビジョンと仕組みを

結局は、今回のテーマに落ち着くのだと思います。

わが社の目指す方向と、社員の給料はじめ待遇がマッチしていて共に発展していく体系こそが理想です。つまりは、勘や相場ではなく、「わが社のスタイル」が大事だということです。

そのためには3つの視点が必要だと思います。

①社長の視点

 わが社のビジョン、わが社で重要なスキル等、経営者の視点

②社員の視点

 公平性、納得性などはたらく人の視点

③プロ(社労士等)の視点

 コンプライアンス、業績と給料の連携、運用のしやすさ、世間との比較や客観性というプロの視点

これら3つの視点から「わが社のスタイル」を築いていってはいかがでしょうか。

ちなみに本記事は、私の頭を整理するためのもので、弊社もこれから手をつけるところです。また実行したら内容を記したいと思います。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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