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なんの経験が開業に必要なのか?

〇〇〇〇で働いた経験で独立するのは難しいでしょうか?
〇年目で独立できますか?

という質問をされる。
わたしの回答は、なんとも味気なく、「独立(個人起業)は法律で定められている範囲であれば経験の有無は自由である」というものだ。
別に何年目だろうが、どんな経験を積んでいたり積んでいなかったりしていようが、基本的には好きにしたらよい。開業には誰かの許可は不要だ。わたしもそうさせてもらっている。

ただし、好きにした責任は100%自分が背負う必要がある。会社員なら会社と折半になるので、そこが大きな違いだ。
今後おそらく、外野から職業倫理みたいなことを言う人も出てくるが、一方では馬耳東風で、躊躇せずどんどん踏み越えていく人も出てくるだろう。市場とはそういうものである。
自分のビジネスなので、主には全力でお客さんの声に耳を傾けていればいいし、出資していない他人がとやかく言う筋合いはない。法律の範囲内で創意工夫してやっていったらいいと思う。

これをお読みの読者諸氏は、責任を負う覚悟はとっくに済ませていると思うので、本記事では個人開業にどのような経験があったほうがいいのか?個人的な考えを開陳する場にしたい。

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