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金箔

何かささいなネタを一つ設定して記事を書こうと思うじゃないですか。

これが、想像以上に序盤で書くことがなくなるんですよね。
だいたい言いたいことは最初の方で終わっていて、あとは生地(記事)をひたすらうっす〜く金箔のように伸ばしていく作業のみ。
ネタの展延、展延。
世界はそうやってできている。
なんとなくお分かりの方もいらっしゃると思うが、この記事も例に漏れずその揶揄めいたものの対象である。

某マンガの引き伸ばし展開が「薄めたカルピス」と表現されたこともありましたけど、それとは次元の違う浅さ。
ところで、薄めたカルピスって夏にキンキンに冷やして飲むのけっこう爽快ですよね。カルピスソーダだとなおよい。

浅慮な記事にも関わらず、無理してオチをつけようとする。
いい感じの締めくくり方がわからず、backspaceキーをこれでもかと連打してなかったことにするとか。

伸ばしていった金箔はそりゃあもう脆弱そのものなので、簡単に破けてあちら側(どちら側?)が透けて見えるようになる。

でもこうやって記事を書こうとするのはなんなんでしょうね。

破けた金箔シートに使い道はないんでしょうか。
というか、そもそも金箔って何かにパラパラと振りかけて彩りを添えるものではなかったでしたっけ。

たまにお酒の中に入っている金箔。
あれはなんのために入っているのかわからないが、正直味覚に影響しないから、あってもいい。
いや、どちらかというとあってもらった方がいいのかもしれない。

うっす〜いネタを金箔のように見立てた時点で、元々は「金(Gold,Au)」なわけで、日常の些細な気づきも侮れないよねという話。

なにか適当なカップラーメンにここでいう金箔を振りかけて食べてみたら、気分的に美味しいかもしれないし、結局味は変わらないかもしれない。
だけど見た目はちょっと綺麗だよね。
ということで、そういうネタは金箔にして何かに振りかけてさっさと食べてしまいましょう(?)
作り出してしまった金箔を、そこら辺の有象無象の上から意味もなく舞い散らせてみたら、道端に落ちていた100円玉が発見できるかもしれないし(???)

この例え、もともと金だったものをあえて薄く伸ばしてみるということに対して必然性が与えられておらず、欠陥ネタかもしれないということになんとなく思い至る。
でも、ここまで読んでくださってありがとうございます。
めちゃくちゃうれしいです。

ちょっといつにも増して意味がわからない話になってきて袋小路に迷い込みつつあるので、ここでこの記事はおしまいにする。

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