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【最短攻略】QC検定2級の勉強法

こんにちは。NANOです。

今回はQC検定2級の勉強法をお伝えしていきたいと思います。

私が初めて受けたQC検定が"2級"だったのですが、勉強量としてはおおよそ4時間程度で合格することができました。その時に私が実践した勉強法をもとに最短で合格できる勉強法をご紹介していきます。

前提:高校数学を履修している前提で書いていますが、QC検定に出てくる数式は一見難しい様に見えて、実際の計算は足し算、引き算、かけ算、割り算ですので、履修していない人も紹介する勉強方法で問題ないと思います。
また、本記事は受かることを最優先に書いています。業務にも役立てたいという方はじっくり時間をかけて勉強するのもアリだと思います。

@QC検定2級とは

品質管理検定(QC検定)は「品質管理に関する知識をどの程度持っているかを全国で筆記試験を行って客観的に評価を行うもの」とあります。

なかでも2級は「QC七つ道具などを使って品質に関わる問題を解決することを自らできることが求められる方々、小集団活動などでリーダー的な役割を担っており、改善活動をリードしている方々」が対象とのこと。

QC検定2級の過去5年の合格率は約25%です。合格率の約50%の3級と比べると難易度はぐっと上がります。

QC検定2級を合格するためには下記2条件をクリアする必要があります。
①「手法分野」「実践分野」の各分野で概ね50%以上
②総合得点が概ね70%以上
各分野で概ね50%以上という条件がある為、偏りなく問題を解く必要があります。

@最適な勉強方法を考える

試験の種類や目的によって最適な勉強方法は変わってきます。

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その試験に合格することが目的なのか。
それとも自分のものにすることが目的か。

あなたが試験を受けるの理由は何でしょうか。

・その資格を持っているだけで手当がもらえるから。
・〇〇年までに資格を取らないと昇進できないから。

これらは、合格すること自体に大きな意味を見出しているケースですね。
せっかく受けるのですから、自分のものにできた方が理想的だとは思いますが、実際はこういうケースも多いと思います。
逆に、今後も長く使用する分野の試験は、合格することだけを目的とするのではなく、理解をすることを意識して勉強した方が良いでしょう。

あとは、試験の難易度や試験範囲の広さを正しく把握すること。例えば、QC検定くらいでしたら前日だけでも何とかなりますが、TOEICを前日に頑張ったって手遅れですよね。まずは1年分の過去問に目を通し、ボリューム把握と計画を立てましょう。

@基本は過去問(問題集)で勉強

なかなか結果が出ない人を見ていると、過去問(問題集)と参考書の使い分けが上手に出来ていない人が多い様に感じます。

参考書をひたすら読み漁り、「とにかく知識をたくさん覚えよう、たくさんの参考書を覚えれば合格する。」と思っている人は、はっきり言って試験に失敗する可能性が高いです。

なぜなら、参考書の内容を覚えていても、いざ試験で問題として解こうとすると解けない人がほとんどだからです。
問題を解く時に参考書の内容とちゃんと紐づけられていますか?解答・解説を読んでようやく参考書の内容と繋がったりしていませんか?参考書の内容と実際の問題をリンクさせるのは意外と難しい。そのため、参考書で覚えたつもりになっていても、問題には答えられず、努力が報われないケースが多いのです。

さらに、参考書中心で勉強していると、自分が重要だと思って重点的に読んでいた部分と、実際に試験でよく出る問題の内容がずれることが多々あります。そういった意味でも、先に過去問や問題集を解き、何が出題されるのかをしっかりと理解した上で勉強した方が効率的なのです。

@どんなときに参考書から始める?

もちろん参考書から始めた方が効率が良いこともあります。

それは何の知識もない状態から試験勉強を始める時です。最低限の知識が無いと問題集の解答や解説すら理解が出来ない、という場合は参考書から始めましょう。

いきなり問題を解いてもなんだか取っ付きにくくて嫌だと思う人についても、まずは参考書から始めても良いとは思いますが、参考書を読むことに時間をかけすぎない様に気を付けて下さい
この場合はなるべく分かりやすく、薄い参考書を選びましょう。長くても2.3日で読み終わり、概要をサッと掴む程度にしましょう。

※はっきり言って参考書から勉強するという時点で、遠回りであることには変わりないです。それでも参考書からやりたいというのは自己満足に近いので、くれぐれも時間をかけすぎないようにして下さい。

@参考書の使い方・選び方

合格するにあたり、あくまでも必要な能力は「問題を解く」こと。
問題を解く練習とその解説を学ぶ為の教材が、過去問であり問題集です。問題を解いて解説を読んでいてもよく分からないときに、参考として読むのが「参考書」なのです。

参考書選びのコツは特にありません。実際に書店でパラパラっと中身を読んでみて、自分が気に入ったものを選ぶのが一番良いと思います。
※QC検定は2015年から試験範囲が増えています。テキストや過去問を買うときには、新しい範囲に対応しているかだけは必ず確認しましょう。(特に中古)

一応、私が選んだ参考書も紹介しておきます。
あくまで自分が気に入ったものが良いと思いますので、参考程度に見てもらえればと思います。

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