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【六番目の小夜子】この夏読みたい、おすすめ小説。内容と感想は?【恩田陸】

「六番目の小夜子」の内容は?

潮田玲が通う学校には「サヨコ」という不思議な言い伝えがあった。

3年に1度、サヨコと名乗る生徒が選ばれて3つの約束(赤い花を生ける・サヨコを演じる・サヨコを指名する)を果たす。

それが成功すれば大いなる扉が開かれ、3年後にまた新しいサヨコが現れると、そう言われていた。

玲はサヨコに選ばれた幼馴染の関根秋に頼んで、サヨコをやらせてもらうことになった。

他の誰にもサヨコであることを知られないように。

始業式の朝、玲が1つ目の約束を実行しに行くと、戸棚に入っているはずの花瓶がすでに正面玄関に出され、赤い花束が生けてあった。

愕然とする玲の耳に鈴の音が聞こえ、その音を追ってみると走り去る女子生徒の後ろ姿が。 

玲は慌てて後を追うが、見失ってしまう。

というあらすじになっています。

「六番目の小夜子」の感想は?

新潮社の第3回日本ファンタジーノベル大賞で最終選考まで残ったこの作品は、恩田陸のデビュー作です。

ドラマ版ではオリジナルキャラを登場させたり、舞台を高等学校から中学校に変更するなど小説とは一味違った展開が成されているが、「小夜子」・「鍵」・「文化祭」等、物語の基本部分は共通したものとして展開されています。

2000年の待望のテレビドラマ化をするわけですが、とても人気のドラマとなって、今でも時々再放送される位の人気ドラマとなったようです。

そのわけとしては演出など、かなり良いと感じられるようないいものとなっていたからです。

ドラマのほうも面白いとは思いますが、小説のほうも面白いので、ドラマを見て小説を知らないと言う人は後で読んでみるといいんじゃないでしょうか。

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