【詩】雪山への手紙
雪溶け またついた尻もち
恥ずかしくて隠したい気持ち
嫌われ者になること恐れ
誰にも言えず開いたノート
瞳の奥に偶然映る
5歳と1日遅れて生まれてきた君が
描き残した緑赤青
点滅するシグナルのレプリカ
雪道走り 久しぶりに再会した
君の安らかな寝顔
差し出されたおにぎりの味
愛し愛されたであろう人の追憶
雪山の頂き 滑走して
てっぺん取った
君にもあった不安な心
誰の目も気にせず 心の声に従い
尊い相手信じろと
失敗恐れず存分に生きろと
雲の上のゲレンデ
滑走し続ける君に
励まされた気がして
向き合う自分で書く手紙(ポエム)
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