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【詩】夕陽の報いを君にも

才能ある君への嫉妬と
別れ話家父長制への不信感と
意地っ張りへの後悔と
見捨てられ不安への反省で
こんがらがって、みっともなくて
自信もない僕の「どうせ自分なんか」

僕にも君にも、北風になって
雨を降らしすぎて
関係をびしょ濡れにして

だけど、太陽になりたくて
まだ君の太陽になりたくて
望みを捨てたらしんどくて
希望を探し求めても
いじけて期待するばかり
淀んでいる僕はカッコ悪いや

無条件の愛で君の太陽にならないと
僕自身が報われないや
自分で吹かした北風の中では
寒すぎて眠ることさえできないや

君の沈黙に向き合える
勇気を持てない身体に纏う
マントですらも
北風に向かい立つ孤高で
颯爽と自由になびかせたいのにな

ありのままの自分でなければ
君と生きていくことも
自分の足で歩くことも
叶わないから
そのままの自分を許して
君も僕も自由にして
癒しの太陽になっていいかな?
例えもう2度と心を通わせられなくても
何度失敗しても、太陽になっちゃだめかな?

出来るなら
照りつける夏の日差しじゃなくて
温かくて優しい秋の夕陽を
君に送り届けたいな









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