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アルゼンチンの牛肉はナゼ美味しいのか


こんにちは。

あまのシェフです。

今日からはアルゼンチンについて書いていきたいと思いました。

皆さんも御存知の通り有名なサッカー選手のメッシさんが

古巣バルセロナから移籍するというニュースが広がっていて

何かそう言う流れに乗ってみても良いのかもと思った次第です。

アルゼンチンにも勿論有名な観光地が沢山ありますが後日書くとして

最初の記事には牛肉について書きたいと思います。

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牛肉について書くと言っておきながら写真では色々なお肉を

焼いているものになってしまいました・・・。

アルゼンチンに行って沢山のレストランで牛肉祭りをしたのですが

持ってこられただけで凄く良い匂いがして写真を撮るのも忘れて

食べる方に集中してしまったからです・・・。

基本的に写真を残したい性格なのですが急いで食べてしまう、

それほどの魅力のある味わいに仕上がっていました。

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アルゼンチンの有名なお店「Don Julio」にて

サーロインステーキもフィレステーキも

付け合わせのアーティチョークのグリルも人参の温泉卵のせも

赤ワインも全てが美味しかったです。

これだけ食べても一人2000円ほど。 安い。

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観光後の通りすがりの食堂みたいなところで注文しても美味しい

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ただ写真を載せて美味しい美味しい言ってるだけでしたら料理人が

実際に現地に行って食べて感じたことを書いていく記事にならないですね。

アルゼンチンで飼養されている肉牛はアンガス種やヘレフォード種と言います。

広大な地域で放牧されて、大地の草を食べて育った肉牛は穀物肥育牛とは違った肉の美味しさがあるように思われました。

狭い場所でストレスいっぱいに育ってしまう環境とはほど遠いところです。

大地やそこに生える草の種類によっても牛肉のうま味が増すと思います。

日本の和牛も勿論美味しいですが肉質事態が違うというか、サシの入った

油の柔らかさと言うよりも赤身肉の時点で柔らかくてうま味タップリの肉質です。

年間牛肉消費量も世界有数で沢山の牛を育てているので美味しく育てる

ノウハウみたいなものもあるのだと思います。

最近はやりの熟成肉とかも発達していますね。

焼き方も特徴があるように思われました。

南米ではバーベキューの事をアサードと言います。

やはり炭火の上で焼くのが基本ですが、南米の場合は大きな塊の状態から

遠火でゆっくりと焼いていきます。

塩をするタイミングも特徴的で焼く前に塩・こしょうするのではなくて

焼きながら塩をする方法です。 後は焼いている間に肉が反り上がってしまう部分がでるので最初の内は金網に細い金糸で巻き付けておいたりします。

遠火でゆっくりと火を入れることで牛肉に対するストレスも最小限に

抑えられるのだと思います。勿論時間はかかってしまいますが。

後はソースも美味しく食べるために色々とあります。

アルゼンチンではチミチュリと言い、チリではペブレソースと言う

ソースを付けて食べたりもします。

日本からの場合は時間も沢山かかってしまいますがそれだけの価値が

あるので是非アルゼンチンで本場の牛肉を食べてみてください。




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