”片付け”から広がる世界。
こんにちは。
”フリーランス”の働き方についての記事を作成しています、飯島です!
この記事では、ゆうとさんがTwitterのコミュニティ機能で展開している、「フリーランスセラピストサロン」に参加している方々との対談を通して、スポーツや医療の現場で働いている方々に向けて”フリーランス”という選択肢について発信していくものとなっています。
今回対談させて頂いた方は、”整理収納コンサルタント”のacoさんです。
acoさんは、
クライアントさんの”片付け”に関する仕事から、大手メディアの”片付け”や”暮らし”に関わる記事の監修、地域をまきこんだイベントなど、acoさんの活動は多岐にわたります。
また大学院の修士課程で研究されてた経験も活かした事業も展開されています。
acoさんの活動については、こちらのHPに入っていただけるとわかりやすいです!!
👇
今回の対談では、acoさんのこれまでをお聞きしながら、acoさんの「片づけ論」や、これからのacoさんの働き方の展開などもお聞きすることが出来ました。
この場を借りて、acoさんに感謝させて頂きます。
お忙しいところとても貴重な機会を設けてくださりありがとうございました。
1時間ほどお話をお聞きしたことをまとめていきたいと思いますので、アーカイブを聞きながら、今回のnoteをサクッと見ていただければなと思います。
👇Twitterのスペースの方で対談させて頂きました。アーカイブはこちらからアクセスできます👇
”整理収納コンサルタント”になるまで
”整理収納コンサルタント”というお仕事って聞き馴染みがあまりないですよね。
そんな”整理収納コンサルタント”として活動されているacoさん。
どんな経緯で今の活動をされているのか、お聞きしました。
経緯を聞いててびっくりしたのが、大学生時代にはヨットに打ち込んでいて、世界大会の1レースで優勝した経歴があるというもの。
しかも、大学2年生にマネージャーから選手に転向されたそうです。
僕自身も高校はサッカーの強豪校にいましたが、世界大会はレベルが違いすぎました。。。
そんな大学時代を過ごした後、関東の方で住宅設備関係(ISP)の仕事に就きます。そのなかでお仕事をされていく中で、「もっと家を住みやすくするにはどうすればいいのだろう」という考えが膨らんでいったそうです。
家の中のモノが増えていく中で、「モノを減らして、”引き算”していくことが住みやすい家を考える上では重要なのではないか。」と思い、
”整理収納コンサルタント”として、各家庭内のお片付けをサポートする活動を始められました。
しかし、”整理収納コンサルタント”という仕事は確立されているものではなかったため、認知度がどうしても見込めないので、活動の範囲を展開しづらい問題がありました。
そんな中でも、acoさんは
「整理収納アドバイザー」という資格を取得した後、web上で、家の”片付け”にまつわる記事の発信をされました。
世の中に確立されていない自身の活動を広めるためです。
web記事は誰かにシェアされれば大きく広がっていきます。AmazonやGoogle上で、何か商品だったりお店を調べるとレビューが表示されますよね。
それが購買行動に寄与していることは現代では自然だと思います。
それと似ていて、記事もシェア数が多かったり、大手のメディアなどで取り扱われると、それが認知度向上どころか、信頼にもつながります。
また当時は、「家の片づけ」「断捨離」などのキーワードがブームで、SEO(検索エンジン)的にもかなり盛り上がっていたそう。
acoさんが作成された記事のシェアが連鎖を生み出し、大手メディアから記事作成のオファーをいただいたりするまでに至りました。
その後、活動の場所を地元である関西の方に移して、武庫川女子大学の生活環境学部修士課程に社会人として入学されます。
そこで、高齢期における「整理収納モノ研究」をされたそうです。
武庫川女子大学で修士の学位を取得された後、メディアからのオファーも増えたそうです。
今振り返った結果論としては、メディアをつかった宣伝や資格・学位取得などのある種のポートフォリオ形成をされて、今のacoさんの活動に繋がっているように見えますが、
acoさん自身は、当初の「住みやすい家とは何か。」の問いを常に考えながら、クライアントさんからのお仕事や記事作成の活動を続けてこられました。
また、株式会社喫茶部を設立されていて、”片付け”の話だったり、ライフプランについて他者と話し合えたり、交流できる空間づくりにも尽力されています。
世の中に確立されていない活動をどうしたら、広めることができるのか。
どうしたら知ってもらえるのか。
acoさんのこれまでをお聞きして、とても参考になるなと思いました。
”整理収納コンサルタント”acoさんの「片付け」とは
”整理収納コンサルタント”として、実際にどういうことをされているのか。
また、acoさんの「片づけ論」とは何なのか。
お聞きしました。
acoさんが実際にクライアントさんに対して行っていることを大まかに捉えると、
クライアントの悩みを聞く(例 服が収納できない)
→生活導線や生活スタイルの確認(例 タンスの中身はどうなっているのか・服の購入頻度は?)
→家全体を把握し生活導線とのマッチング(例 かさばる冬服をタンスの奥にしまっているから、新しい服が収納できない)
→課題箇所を整理収納していく(例 タンスの収納の方法を実践してみる)
という流れだそう。
確かに、自分の悩みを細かく分解するのって難しいですし、悩みの原因を自分で認識できていればそもそも悩まないですよね。
このお話を聞いてて、ヘルスケアに関わるお仕事も一緒だなと個人的に感じました。
acoさんが仕事されていくなかでどんなことを強く意識しているのか聞いてみました。
「クライアントさん自身に、”大事なモノ”と”必要なモノ”を分けてもらうこと」だそうです。
大事なモノや必要なモノが決まったら、それ以外は手放すことができるモノになります。
この2つが分別できれば、手放すものとそうでないものの違いが明確になりますよね。
部屋が散らかり気味の僕も、この考えがなかったと認識することができたので部屋が少しキレイになりました。
このように考え方を少し変えるだけで、”片付け”のハードルが変わってくるということを、acoさんはクライアントさんに伝えているそうです。
これからの展望
クライアントさんの”片付け”のサポートから、株式会社喫茶部を通してライフプランについて考えたり、多岐にわたる活動をされているacoさんに、今後についてお聞きしました。
現在喫茶部を中心に、「地域通貨」という特定のコミュニティで流通する通貨というシステムを使った地域連携の活動を進めているそうです。
喫茶部のコワーキングスペースなど、フリーランスの方など全国から人を集まれるような空間づくりをしているのも、この地域連携の一環と考えているそうです。
【目指すところは「コワーキング/シェアハウス × 地域通貨 ×一次産業(農業から)」です。お互いに補い合えるシステムをつくること。様々な働き方ができていく中で、「選択肢」を増やす為の土台づくり。 そして「地域通貨」を通じて、感謝の気持ちを交換して、実際に「体験・コト」に変えていくことでの循環を生み出すことを目指してます。】
このような活動を進めていきたいとacoさんはお話されていました。
”片付け”というお仕事から、地域連携。
まさにミクロからマクロに活動が展開されていて、今後のacoさんの発信が気になりました。
対談の感想
今回、セラピストではないお仕事をされているacoさんとの対談ということでとても楽しみにしていました。
僕自身、業種や経歴、国籍など問わずいろんな方とお仕事したいという漠然とした思いがあるので、こうやって自分が進んでいなかった道を歩かれているかたのお話はとても新鮮で楽しかったです。
この記事では書いていないことも、スペースの方ではお話しているので、よろしければそちらのアーカイブも聞いて頂けると幸いです。
改めまして、acoさん今回はとても貴重な機会を設けてくださりありがとうございました!!!
この記事では、現役鍼灸学生の飯島が様々な働き方をされている方々との対談を通して語られたことをご紹介させていただいております。
これからも活動していきたいと思っているので、これからもチェックしていただけると幸いです。
今回の記事を通して、”フリーランス”について興味を持たれた方はぜひ「フリーランスセラピストマガジン」
ならびに、Twitterで展開されている「フリーランスセラピストサロン」
チェックしてみてください!!!
ここから先は
フリーランスセラピストマガジン
初月無料。理学療法士/アスレティックトレーナーの資格を持ち、博士号(人間健康科学)も取得してフリーランスとして活動する筆者が運営するマガジ…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?