声の力のお話(第3話)

声の影響力
説得力
みたいなものを増すための方法、の3話目になります。

必要なもの
2、向かう姿勢
について。

自分のお話で恐縮ですけれど・・・、
私はよく
「覚悟」という言葉を使います。
これは
自分自身に対する戒め、みたいなものなので、
あまりここでは詳しく語らないことにしますが、
ちょっとだけ触れると、
「覚悟のない人の言葉は、しょせんその程度なので、刺さらないよ。」
と自分に言い聞かせて歌うことにしています。
覚悟って何の?
飲んで語ると間違いなくめんどくさいやつになります。(笑)
今回は自分のお話ではなく、
一般的な姿勢のお話をしたいと思います。

2話で触れた「伝えたい気持ち」を持つと
人間、どうしても前傾姿勢になるものです。
そう、
「伝えたい」が強すぎて、
独りよがりになったり、
つい力任せに言葉をぶつけてしまったり。
また、内容も伝える姿勢も
「俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は俺は・・・」だったりします。
伝える相手は赤の他人です。
「俺様」の話はどうでもいい、
それぞれが「自分の中」の話を見つけたいはずだと思うのです。

全く関係ない例えですが、
「あ、やさしい人なんだ!」は
相手に感じてもらって相手の口から出るセリフで、
「俺様はやさしい」を100万回言っても
「へえ?」ですね。

前傾姿勢が全て悪とは言いませんが、
伝わっていくときには、
体も意識も
案外力の抜けた状態なのだと思います。
もちろん、この後に続くスキル編3項目が、関係しています。

では続きはまた。

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