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ゆたかな人生とは?僕が思うゆたかさは字の如く

自分が書こう!と決めていること以外のジャンルやテーマで何かを書くことが今の自分には必要かな、と思ったので書いてみることにした。

#ゆたかさって何だろう

ゆたかさって何だろう?
ゆたかさって抽象的な概念で、これが正解!って答えはない。個人差があって、難しく考えれば考えるほど自分の答えが分からなくなる。

まずは難しいこと抜きに、これまでの人生でゆたかさを感じた出来事を思い返してみる。


幼稚園の時のお散歩
先生や初めてできたお友達と近くの公園に出かける。誰と遊んだとか細かくは覚えていないけど、目の前に広がる世界がとにかくキラキラしていた思い出。

小学校の時の登下校
ランドセルを背負いながら歩いて帰る。途中途中に花が咲いていて、友達とその蜜を吸ったり。田んぼを見ればカエルやオタマジャクシがいたり。色んな発見があった。

友達と自転車で行ったことのない場所を駆け回る
小学三年の時に初めて学校から自転車に乗って遊びに出かけることを許可される。いつもより少し遠くまで出かけることができるようになった。新しい公園を見つけては新しい秘密基地を作ろうと友達と奮起していた。

陸上競技の県大会
200メートル走の決勝。地区の大会や予選を1位で突破してきたのにも関わらず決勝では最下位。人生で初めて悔し涙を流したのはこの時だった。


中学でのバスケットボール部での活動
最初はひたすら学校の周りを走らされ、ボールは持たせてもらえなかった。友達と早起きして家の近くの公園で自主練を始める。時には公園に行かず、ぎりぎりまでゲームをしてから登校する。先輩が引退し、試合に出るようになる。初めてゴールを決めた瞬間は今でも覚えている。


初めての彼女ができる
特別なことをするわけでもなく、とりあえず登下校を一緒にする。買ってもらいたての携帯電話で「Re:」がいくつもタイトルに並んだメールのやりとりをする。そして、別れる時がやってくる。切なさを初めて感じたのはこの時だったかもしれない。

高校に入学する
中学は小学校の延長線上だったので知ってる友達が多かったが、高校からは知らない奴らばかり。最初はコミュニケーションを取るのに戸惑いつつも、すぐにクラスや同じ部活の仲間と慣れ親しむ。周りの少し大人びた女子にドキドキ。部活が終わればコンビニでリプトンのミルクティを買って皆でしばらく喋る。RADWIMPSの「夢見月に何想ふ」とワンオクの「カゲロウ」が思い出の曲。今でも聴けばあの頃を思い出して胸が少しギュッと締められる。

大学への進学決意
うちの家計では父母の親族全ての中で大学進学は僕が初めてだったので猛バッシングの中での入学だった。高校の時に出会った尊敬できる1人の先生から「例えばお前らが今見ている景色がビルの5階からの景色だったとする。ビルってのは登ろうと思えばまだまだ上の階があってそこから見える景色は全然違うんだよ。今まで必死に見上げてたものが意外とちっぽけなもんだったりする。進学するのは上からの景色を見る1つ手段なんだよ。」この一言が進学を決めた理由だった。迷いはなかった。

多くのことを学んだ大学生活
コミュ障だった僕が人と楽しく話せるようになったのは大学生活があったからだ。教授とも仲が良かったので幅広い年齢の方と関わることができるようになったのもこの頃かもしれない。大学生活で何よりも熱心に取り組んだのは友達とのAKB48のヲタク活動だった。握手会参加するのはもちろん。運営スタッフとして参加したとこもある。バイトで稼いだお金はほぼ全てAKB48に費やしていたかもしれない。AKB48のライブに参戦するために友達と東京へ行く。あっちゃんの卒業公演で友達と一緒に泣き、叫んだ。

初めての就職活動
大学生活で手に入れたコミュニケーション能力を生かし、順調に進んでいった。周りの学生たちとハッキリと比べられる経験をした。この比較は意味があるものなのかに戸惑いつつも一生懸命に就職活動をした。ここで一番最初の就職先であるウェディングプランナーの道が開いた。

初任給をもらう
初任給が入り、片親で育ててくれた母親にプレゼントをした。学生時代にも簡単なプレゼントをしていたけど、初任給でのプレゼントは特別なチカラを持っているのか、母親の嬉しいのに泣いてしまうという2つの感情が入り混じる瞬間を初めて目にする。少しだけ恩返しが出来たようで嬉しかった。今でも毎年プレゼントは送り続けている。


これまでの出来事を色々と思い返してみたが、過去にゆたかさを感じたのはこんなところだろうか。ゆたかさを感じた出来事を思い返していると、懐かしさと共に共通項があることに気づく。

そのどれもが未知の新しい体験をしていたり、今までよりも成長している自分が感じられる。そして、そこにはいくつもの感情が存在していた。

新しい体験で世界が広がり、成長することで出来ることも増えた。そしてそれらから多くの感情を学び得た。ワクワク、ドキドキ、楽しい、嬉しい、悔しい、切ない、戸惑い、尊い。

ゆたかさを感じた出来事には必ず+αで得るものがあった。これは個人差はあるのかもしれない。でも僕自身がこれまでにゆたかさを感じたものには、共通して得るものが確かにあったのだ。

最初は空っぽで何にもなかった自分に、これまでの人生の中で、たくさんの実りがあったようだ。

#ゆたかさって何だろう

自分のこれまでの出来事を振り返ってみて、言葉とは本当によく出来ているなーということに気がついた。

豊かさってのは実りある日々に感じるのだということ。

これからも実りある日々を送り、豊かな人生を築いていきたい。

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