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Vol.35 二代目玉光が創る和のこころ

・常滑焼 二代目玉光作急須・

世界に誇る日本の伝統工芸士、二代目玉光(梅原廣隆)氏、が一つ一つ「ろくろ」で形成した美しい常滑焼の急須です。新年を迎えた今こそ、日本の伝統品に触れ、お茶という日本の伝統文化を愉しんでみませんか。

日本遺産の日本六古窯「常滑焼」

常滑市

常滑焼で知られる愛知県常滑市は、尾張地方にある知多半島の中央部に位置し、西側に伊勢湾の面している地域です。

知多半島中部では、陶土と森林に恵まれていたため、古くから陶器が生産されていました。

また、ここの陶土には酸化鉄が多く含まれるため、常滑焼の急須で入れたお茶は、酸化鉄とお茶のタンニンが反応し、いっそう香り高く、渋みや苦みが取れたまろやかな味わいになると言われています。

ところで、日本六古窯(にほんろっこよう)をご存知でしょうか。
古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な6つの産地
越前・瀬戸・常滑・信楽(しがらき)・丹波・備前 の総称です。


「二代目玉光」伝統工芸士・梅原廣隆 氏

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こちらの急須を手掛けたのは、伝統工芸士・梅原廣隆氏。
初代玉光師にて修業した後、二代目玉光として活躍されています。
「ろくろ」で形成した美しい急須たちは、右の画像のように一度にたくさんの量を焼き上げます。

一番大事なのは蓋が精密にしまること!
ピッタリと閉まる蓋合わせは世界一の技術だと言われています。

以下に二代目玉光の陶歴をまとめました。

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また、令和2年にも『春の叙勲 瑞単』を受賞されています。

梅原氏が急須をろくろで急須を創り上げる過程がご覧いただけます。


まるで美術品!

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どこから見ても美しい急須は、まるで美術品のよう。
飛び鉋(とびかんな)という、工具の刃先を使って連続した削り目をつける技法が用いられています。

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また、底にいくに連れて、常滑焼の本来の色でもある朱色へと変わっていくグラデーションも魅力的です。


使いやすさも備えています。

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こちらの急須、美しいだけではありません。
急須の内側、見えますか。
通常付属されているステンレス製の茶漉しではなく、急須本体に微細な穴がたくさん空いているのです。「セラメッシュフィルター」と呼ばれるこの技術は、世界でも常滑焼でしか造れない高等技術なのです!

ステンレス製の茶漉しとは違って金属臭が無く、お湯を注ぐと急須の中で茶葉が踊り美味しいお茶ができあがります。

 細かい穴のため使用後は早めに茶葉を取り出して洗うと、残った茶殻で目詰まりすることもありません。

茶器にこだわることで、お茶もより一層美味しく感じられることと思います。

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Item Spec

常滑焼 二代目玉光作急須

0713004 常滑焼 2代目玉光作急須 S

LOT / 1
材質/ 陶器
原産国/ 日本

S
約12×15×10cm, 約350ml
商品番号 / 0713-004  code / 4904277013007
¥7,150(税込)

L
約14×17×11.5cm, 約530ml
商品番号 / 0713-003  code / 4904277012994
¥7,700(税込)


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