日本がアメリカのHUAWEI排除に従属するとどうなるか 〜 記事「このままでは日本はアメリカの“技術属国”になる。」

「このままでは日本はアメリカの“技術属国”になる。元駐中国大使・丹羽宇一郎氏の警告」BUSINESS INSIDER、岡田充、2019/05/28

米国は中国に技術的に負けそうになり、HUAWEI排除に乗り出したが、技術面では中国のほうがかなり強い。

そのため、ヨーロッパなどでは様子見のところが多い。

しかし日本はアメリカべったりなので無条件に従ってしまうであろう。

結果として中国という大きな取引先を失い(HUAWEIへの部品供給など)、技術面でも乗り遅れる可能性が高い、……という趣旨の記事である。現政権の方向性が続くかぎり、ほぼそうなるだろうと思われる。

僕は専門家ではないが、以下、ナイーブな予想をしてみる。

電子機器関連の製造業が今よりもさらに衰退するので、技術者が食えなくなり、失業する(現在進行中)。受け皿はない。資産形成している人も多いと思うが、日本企業の株価はどこかの時点で下落するので、貧困層に下落する割合も多い。

高齢化も進み、十分なケアを受けるリソースも縮小されるため、「昔は金持ちだったりバリバリ働いたりしていたが、今は貧乏な暮らしをしている病人」が増える。

結果的に日本人による日本は、急速に縮小してゆく。代わりにくるものは何か、まだ分からないが、「いまの日本」は、ほぼ確実に残らないだろう。