辛い時は素直に口に出して「辛い」と言えば、楽になる
昨日のマネージャーとの1on1で、ふとこんな事を言われました。
<マネージャー>
XX君が、今日のミーティングで笑った時の声がやけに渇いた笑い方でさ、なんか、ストレス溜まっているじゃないか心配になったけど、
大丈夫?
日々降ってくるお題に対して、多少なりともストレス度合いの上がり下がりはあれど、比較的淡々と仕事できる自分には「寝耳に水」の言葉でした。
とっさに、
<私>
大丈夫ですよ〜。割と感情に流されず淡々と仕事できる方なので。
と答えたのですが、ふと思い返すと、
今日は取引先のお客様から急遽案件を追加したいという要望をいただき、ビズデブ(BizDev)、マーケ、エンジニアなど、各方面のステークホルダーと調整しなければならなく、ストレスフルな一日だったなあ〜と思いました。
この取り止めもない返答にマネージャーは、
<マネージャー>
や〜、辛い時は辛いと素直にいった方がいいからね。
自分なんか、色々無茶振りされたときなんかは、
「あいつ(仕事を振った人)うぜ〜、とか、マジしんどいわ。。」
とか、素直に言うから。
結局、「大丈夫です」って言って、
溜め込んじゃうのがよくないと思うからさ。
と言ってくれました。
こんなありがたい言葉をかけていただいたにも関わらず、その場は「ありがとうございます。大丈夫です。」で終わったんですが、
今思うと、ストレスの感じ方って人それぞれだな〜と思いました。
少しノウハウ的な内容になりますが、人のストレス耐性を決める要素が以下の通り6つあるそうです。
(1)容量・・・ストレスを受け止める容量
(2)処理・・・ストレスに対処する力
(3)感知・・・ストレスと感じ取る能力。鈍感力。
(4)経験・・・ストレスに対する経験値
(5)回避・・・ストレスから逃げる力、割り切る力
(6)転換・・・ストレスを前向きに解釈できる力
今回の会話の内容でいうと、「容量」の話で、マネージャーは日々蓄積されるストレスをずっと自分の中に溜め込みすぎると、あとで爆発して、体を壊したり、うつ病になったりして元に戻るのにかなりの時間を要してしまう。
なので、適度に毒を吐いた方がいいぞ〜、ということが言いたかったんだと理解しました。
ただ、いくら辛いことは口に出して「辛い」と言った方が良い、ということがわかっていたとしても、環境によっては、中々言い出しづらいところもあるなと思いました。
そんな中で、マネージャーに対して本当にありがたいなと思ったことで言うと、辛い時に「辛い」と素直に名乗り出てくれと言ってくれた事です。
辛いことや愚痴を言い合える身近な人を作ること
は、ストレス社会の中でうまく乗り越える一つのコツなのかもしれません。
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