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こどもたちにきれいな海を残したい。 本当に怖いコントロールできない力

具体的には、東京電力に対し、2年後をめどに海への放出を開始できるよう設備の設置などの具体的な準備を進めることを求めています。

放出にあたっては、トリチウムの濃度を国の基準の40分の1、WHO=世界保健機関が示す飲料水の基準で、7分の1程度に薄めるとしています。

また、農林水産業者や地元の自治体の関係者なども加わって放出前後の濃度などを監視するモニタリングを強化するとしていて、IAEA=国際原子力機関の協力も得て国内外に透明性の高い、客観的な情報を発信し風評を抑えることにしています。

さらに、漁業関係者への支援や観光客の誘致、地元産品の販売促進などの対策も講じるとしています。

それでも生じる風評被害には東京電力が賠償を行うよう求めています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210413/k10012971161000.html

NHK newsより抜粋

汚染水は複数の設備で浄化処理がおこなわれていますが、中でもカギとなっているのは、「多核種除去設備(advanced liquid processing system、ALPS)」と呼ばれる除去設備です。ALPSは、「多核種除去設備」という名称があらわす通り、62種類の放射性物質を取り除くことができます。

いずれにしろ、タンクに貯蔵されているALPS処理水を今後どのように取り扱うかということについては、まだ何かしらの決定がなされたわけではなく、議論の途上にあります。地元の人々や専門家の意見を丁寧に聞き、さまざまな議論を重ね、安全・安心を第一に、対策に取り組んでいきます。

経済産業省HPより抜粋

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お疲れ様です。

いきなり難解な文章からすいません。

福島第一原発のALPS処理水の海洋放出が2年後を目途を開始されることが決定しました。

福島第一原発の原子炉建屋では1号機から3号機の溶け落ちた核燃料を冷やすための注水が続いていることに加え、建屋への雨水や地下水の流入が続き、1日140トンのペースで放射性物質を含む汚染水が発生しています。

その汚染水をALPS処理した、各基準値を大幅に下回る条件をクリアした処理水が放出されます。

さらに風評被害抑制。”東電が賠償”といのがオプションになっています。


世界が決めた基準として大きくクリアしたことはわかったとしましょう。

大切なことは、風評被害の抑制?というところです。

未だに多くの国民が、原発の再開を拒み、不要論まで出ていて、原発の安全性も正しく伝えられることがなく、テロ対策の不備や発電所の人的ミスが目立つこの状況で?

悪いのは、放射線という物質ではなくて、人間が作り出した、コントロールが難しい原子力発電所をいまだに安全だと証明できないことだと思います。

そもそも、原子力発電の仕組みって簡単にでも言えますか?

ウランが核分裂するときに生じる熱で水を沸かし、そこから発生する蒸気でタービンを回し発電する仕組みです。

私もザ文系BOYなので詳しくはわかりませんが、ざっとこんな感じです。

あれだけの事故を起こして、教育を受ける機会すらないのです。


私たちは10年という時を経て、前進したのでしょうか?なにか大きな改善や教育を経て今の生活を営んでいるのでしょうか。

他の原発は大丈夫だと言える状況でもありません。

言いたいことは、風評被害を抑制といっても、そんな簡単なことではないし、大きな傷をおった被災者の方々がいるのも事実。

そんな簡単な道のりではないということ。


ただ、政治家が強権発動したらそう簡単に決定が覆らないのも事実だと思います。東電が賠償というのも、なぁなぁでできそうな気がしないでもない。政治家もどの程度世界からの批判を受ける覚悟でやるのか。

国民として監視する必要があります。これもコントロールできない力の一つですね!


そんな中、長男君が放射線に関する副読本を学校でもらってきました。発行者は文部科学省です。

はじめにを読む限り、風評被害による言われもない理由で発生したいじめがあり、そのいじめの防止。それと放射線のこと知り、未来へ役立てよう内容です。

子供向けなので、文部科学省というのも納得ができますが、経済産業省が出すか連名。環境省だっていいし、日本国として発行しても良かったと思います。

内容が、放射線に関する事実が書かれているかとは思い良いのかと思います。ただ、いかに怖いかが書かれていない。肝心の原発とは何か、どいうメリットデメリットがあるか、震災発生時どれだけ凄惨な状況を生みだしたかは書かれていません。

ある意味予想通りです。一度めを通してよかった。復興についても着実に進んでいると書かれています。復興のゴールがなにかも書かれずにです。

これには、さすがに保身に偏りすぎているなと感じます。そして、放射性物質から身を守る方法は、物理的距離を取る。空気を直接吸い込まない。食べ物は洗う。

ちょっと待てよ?コロナの本かこれ?


子供に不安を煽りたくないのかもしれないが、これが答えだみたいに安直な内容にするのは避けてほしい。

危険なことは無知なこととはよく言ったものです。

本当に海に害はないのか?これは福島に限りません。隣県や首都圏、中部関西、四国、九州、太平洋沿岸エリアは全く無関係ではありません。

処理水の放出が善か悪かも大事ですが、もう少し国民の理解を得る行動が先でしょう。ただ期待はしていません。

自分達の国、海を守るのは、無知無関心ではいないこと。

自分から学びに行くこと、夫婦、親子、パートナーと共有することが大切だとおまいます。

海岸清掃はそれはそれで厄介です。これも無知無関心で入られません。世界中のゴミが地球の海を漂っています。海岸に打ち上げられています。

そこにさらに人類が生みだした処理水というゴミを海に投げ込むことになります。


こどもたちにきれいな海を残したい。

是か非だけではなく、皆様に興味や自分事だと思っていただければと投稿します。







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