見出し画像

海岸清掃 ~あなたはどこからきてどこにいくの コラボはほどほどに~

どこからきてどこにいくの。どうして、どうしてこんなところに涙

皆様今日一日お疲れ様です。

先日の海岸清掃で初めて海外のゴミと遭遇しました。

画像1

いままでは認識できる海外ゴミを見ることはなかった。ボロボロになっていたらどこのゴミかなんてわからないですからね。

ところ変わればゴミも変わる。前回は今までと異なる海岸での清掃でした。

海岸が広くなると圧倒的にゴミの量が増える。海藻の上げられる海岸は、ゴミ+海藻のコラボ。タチわるい。

ぼろぼろになったゴミが打ち上げられ、海藻に巻き付けられとれなくなる。

「海藻ごと捨てちまいな!!」

ひぇーー汗ごめんなさい

海藻は自然のものなので、基本的にはさわらないのがルールです。そして、海藻の量がすごい!重い。人手では限度がありますね。あとちっさい虫がわさぁーーーーーー

ゴミ+海藻+虫のコラボはごめんなさいです。

そんなゴミはどこからきているの?

7割くらいは川からきていると言われています。やはり多くは近隣のゴミなのでしょう。

冒頭で海外のゴミ発言をしましたが、日本海側や海流の通り道に近い海岸だとそういったゴミも多かったり、ほとんど海外からのゴミばかりなんて地域もあります。東日本大震災後の地震の影響で、日本のゴミや小船がアメリカ西海岸まで届いたというのはニュースにもなりました。

それだけ、ごみって残るんです。タトゥーですね。

一般的な話でいえば、近隣のゴミ。海岸利用者のゴミに加えて、海外のゴミも少しはあるよ。くらいなのかと思います。

やはり関東圏では地域ゴミが多いのではないでしょうか。

ペットボトルやポリ袋、容器包装がたくさんありますし、それらはなじみのパッケージです。

つまり、そこに生活する人々のゴミが流れついている。

海外ゴミは、海外から来る船が持ち込む場合も考えられます。他国で船に支給した食材や容器包装はその国の言語で書かれています。

それがゴミとなり、何らかの形で船から海に流出する。それが海岸に流れ着く。船は貨物も運べば、生き物やゴミを運ぶのは事実です。

ここで知っておいてほしいのは、地域によって、海岸にあるごみの7割は川から海へ。そして海岸に打ち上げられる。でも他にもパターンはあるよ。ということ。

一概にごみって簡単には言えないんですね。

あなたの地域ではどうでしょうか。

知っていただきたいのは、その事実。他と比較して何が良い悪いではなく。その事実からは目を背けない方が良いよね。また事実も一つではないよ。というお話でした。

どこからきたの。どこに行くの。

切ないですね。

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?