児童手当の議論の話 今国はどこに主軸を置いているのか?
最近物価上昇と共にメディアやネットでも声高に騒がれる少子化や育児子育て問題。物価上昇や増税の可能性、日本の経済事情、景況感、政治政策の情報が煽られれば煽られるほど色々と話題になる。
さして議論になっていない感じもするし、具体的な進展が何一つ見えない。
かれこれ10年は立ち位置が変わっていないのではないだろうか。
本当に議論しないといけないことはなんなのか。
そんなことをふと思ってみた。
きっかけは、児童手当の拡充の議論。
当然もらえるものは喉から手が出るほど欲しいです。
でも、それは何の目的なの?
少子化対策?
子育て支援?
環境改善?
働き方支援?
いったいこれは何のための手当なのか?みんなは何を議論したいのか。
いっときますが、欲しいですよ。貰えるなら。税金が還元されると思えばいつでもウエルカムです。
厚労省のHPに児童手当については下記のように書かれています。
*児童手当は、子ども・子育て支援の適切な実施を図るため、父母その他の 保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的としています。
0歳から中学校卒業までの児童を養育している方に支給されます。
児童手当: 子ども・子育て本部 - 内閣府 (cao.go.jp)
と、あくまで家庭等における生活の安定に寄与するもの。という名目のようです。
じゃあ、児童手当の拡充の議論は、どこで空転しているのか。
何のための総合的に考えないといけないのか。
きっと個別に議論すれば解決していくことも多いのだろう。
そして、いきつくところは、財源。という前提は大事。
そして、結局財源がグレーだから議論も空転する
思う壷。決められない人たちの思う壺。
期待した結果か知らんけど、先延ばしするには、議論は定まってない方がいいから(空転してるが色々なところで盛り上がる)
色々な意見がでても結局財源でしょってところに落とし込めばいい
そしたら増税にも持っていける。
そんなことを考えてしまう私は黒いのだろうか、、、
子育て給付金の拡充
困窮世帯(というよく使われる表記を用います)への支援拡充
出産時の給付
保育料負担軽減
保育所の拡充
保育士の給料UP
学童の拡充
放課後倶楽部の拡充
先生の負担軽減
学校給食の拡充
高等教育の負担軽減
教育改革の実現
全部お金がかかることです。
そして、確かに解決をしていって欲しいと親目線でも思います。親としては自分たちの年金や老後、足元の日本の国力にも不安があるのではないでしょうか。
富裕層には必要なのか。
富裕層とはいったい?
こどもが産みやすい国づくり
女性が働きやすい仕組み
育休を男性も取得しよう
育休後のキャリアへの影響
こどもを産んでも
社会の文化の醸成なのか、企業への支援なのか、国民へのモラルを問うているのか。
さて、、、お気づきんみなさんはこの時点で何が言いたいんだとなるのではないでしょうか。
そうなんですよね。議論の切り口は無限にあるのです。
いったいこれを全て解決するのにどれほどの時間とお金が必要なのでしょう。
肝心の財源はグレーのままです。
旗振りの政治家もいません。
少子化の話なんてとうの昔からこの国のテーマです。
そしてこれからの大国のテーマです。
せめてここは、日本に解決の糸口でリードしてもらいたいところ。
結局私たちは、いま無駄な議論をしています。
議論というか言いっぱなしのSNSれのコメントとか、コメンテーターの発言とか、、、
未就学児の親、小学生の親、中学生の親、高校生の親、大学生の親、もう独立しそうな子供の親。
世帯収入にゆとりのある家庭。ない家庭。シングルの家庭。離婚した家庭。
共働きの家庭、専業主夫主婦の家庭。
世帯世帯それぞれ違います。
これを国に頼りますか?
しっかりした国のかじ取りがあれば、本来それが力強いし、支えるべきは支えてほしい。
社会が良くなることは心からの望んでいます。
けれども、議論が空転したまま盛り上がらないのは、非常に無駄。
解決の目処がないのに期待するのは、ギャンブルに近い
今できることは学びをやめず、行動をやめず、お金の学びをする。子供にもお金の学びを提供し、投資する。
結局児童手当が増えようと、増税ありきならプラマイゼロ。いや、それどころかマイナス
もう長くなるので終わりにします。ただ、本当に困ってる人(線引きむずいけど)には、迅速かつ適切な手当があることを願います。
みなさんはどう考えてますか
それでは
Look Up
素敵な1日をお過ごしください
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