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21年の国内家庭用ゲーム市場、1.6%減3613億円に思う

ゲーム情報誌「ファミ通」を運営するKADOKAWA Game Linkage(東京・文京)は11日、2021年の国内家庭用ゲーム市場規模が前年比1.6%減の3613億円だったと発表した。ハード機器の販売は2年連続のプラスとなったものの、ゲームソフトの販売が伸び悩んだ。

上記記事より抜粋

その表現はいかがなものか?

とは言え、「ファミ通」のランキングはPOSを通したパッケージか、ダウンロードカードのみをカウントしているので、ダウンロード販売分は含まれない訳です。

PS5でデジタルエディションが出たように、基本的にはダウンロード販売にシフトしていく流れなので、ダウンロード販売の含まれない「ファミ通」の情報をもとにするのであれば、ソフトの販売が伸び悩んだというよりは、パッケージソフトの売り上げが伸び悩んだというべきじゃない?

とは言え、ダウンロード販売も…

と思って、SIE公式のブログでダウンロードランキングを見てみたのですが、ダウンロード本数は書いてなかったです。

おそらく、ダウンロード販売の本数って少ないんでしょうね。

ソフトの売り上げは古い物差しだ

X box Game Passでソフトのサブスク化が進んでいたり、「Fortnite」や「Apex」などはソフトを購入しなくても基本無料で遊べたり、PS Plusに入ったら毎月無料でソフトが配られたりする時代なので、家庭用ゲーム市場はソフトの売り上げで規模を計る時代ではなくなってきたのでしょう。

#日経COMEMO #NIKKEI


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