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Amazonも音声配信 「ながら聴き」需要争奪戦に思う

消費者の耳の争奪戦が激しくなってきた。コロナ禍を契機に「ながら聴き」需要が膨らんだためだ。米アマゾン・ドット・コムや米ツイッターなど海外IT企業は音声配信の関連会社を買収し、日本企業も新規参入が相次ぐ。スポーツ選手やお笑い芸人など個人の配信者が増え、独自の音ビジネスも生まれ始めた。オーディオ機器の多様化も市場拡大を後押しする。ボイステックの進化を追った。
(上記記事一部抜粋)

私個人としても「ながら聴き」する機会は増えてきています。一昨年と去年を比べると3倍ぐらいになっているのではないでしょうか。「音声コンテンツ」の消費が増えた理由を考えてみると、一つは「オーディオ機器の進化」もう一つは「労働環境の変化」に理由があるような気がします。

オーディオ機器の進化

特に「ノイズキャンセル機能」がついた機種の増加によって、音声コンテンツをより気楽に楽しむことができるようになりました。
例えば、以前使っていたノイキャンのついていないイヤホンだと、幹線道路沿いなどの交通量が多い場所では音声を聞き取ることが難しく「Podcast」などを聴くことはあきらめていたのですが、「ノイズキャンセル機能」が搭載されたモデルであれば、耳にやさしい音量でもはっきり音声を聞き取ることができます。

また、完全ワイヤレスになったことにより、ケーブルのついたモデルと比べ気楽に使えるのも良い点だと思います。ケーブルがついていると絡まったり、ひっかけったりと色々気を使うことが多かったのですがそういった面倒が一切なくなりました。

上記のようなオーディオ機器の進化によって、「音声コンテンツ」の消費が増えました。

労働環境の変化

オフィスにいると、同僚とコミュニケーションを取ることが多いのでそれほど機会はなかったのですが、オフィスから家に労働環境が移ったため「音声コンテンツ」の消費量が増えました。

こう考えてみると、音声コンテンツの消費量が増えたのは必然な気がしますね。

#日経COMEMO #NIKKEI

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