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もやしもん2巻を読んで感じること

「もやしもん」はすごく面白い。ただ、2巻を読んでなぜか私は切なくなった。何でなのかちょっと考えてみようと思う。

現在3巻まで読んでるけど、こう言った気分になったのは2巻だけだ。ということは多分2巻のメインになっている「春祭」に何かしらの感傷を覚えたのだろう。

「ブクログ」の感想にも書いたけど、ああ言ったどう考えても無駄なことに一丸となって取り組めるのも学生の特権だと思う。(サークルの活動費がかかっているとはいえ、真面目にバイトでもした方が割は良さそうですし。)

私も学生の頃は学園祭で出店やったり楽しんだものだけど。今やりたいかと聞かれると面倒くさいのでやりたくはない。「もやしもん」の「春祭」に参加したいですか?と聞かれても面倒くさいので参加はしたくない。そう考えると、行事が持てない自分が悲しいわけではないだろう。
おそらくは私は、あの学生ならではの無秩序な熱量が、自分から失われていることに悲しみを覚えているのだろう。

うん、それっぽい。

「老いたな、私も」

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