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Chromeの新機能とプライバシーに思う。

FLoCにおいては、Chrome内部で稼働するAIがユーザーのウェブ閲覧履歴を分析し、ユーザーを嗜好が似た他のChromeユーザーからなる群(コホート)にまとめて、コホートIDをユーザーに付与する。ユーザーが訪問したウェブサイト側は、コホートIDを読み取ることでユーザーの興味や嗜好を把握し、それに適した広告を配信する。
(上記記事より抜粋)

サードパーティーCookieが問題になったのでGoogleはブラウザの利用履歴から個人の嗜好を割り出して、似たような好みの人をグルーピングして広告をだしまっせ。という機能をChromeに搭載するようです。ちなみにプライバシー保護団体なんかからは、情報が非対称だと嫌がられているようです。

Googleのプロダクトマネージャーの言い分としては、サードパーティーCookieでのアドテク(好みの広告を出す手法)が手詰まりになったら、みんな「ブラウザフィンガープリント」とかで個人を特定するようになるやん?個人の特定はエグ過ぎるから、好みでグルーピングしてどのグループ(コホート)にいるかわかるようにするっちゅう、折衷案でどないでっしゃろ?

ということのようです、ちなみに「ブラウザフィンガープリント」の破壊力は結構すごいです。以下のページで確認できますが、ブラウザからは一般的に思われている以上のデータが取得できるので、私は340万人以上がアクセスした以下のサイトでもCookieを使わなくても特定可能(ユニーク)でした。。。

こういったユニークさはまじでいらんな。

#日経COMEMO #NIKKEI

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