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若者に「あなたは祖国のために戦えますか」と問う神経

もしこれが、「武器をもって戦場に行けるか」という意味の問いかけであるならば、いったいいつの時代の誰の言葉なのかとめまいがしそうです。

侵略や侵攻と区別があいまいになりかねない、他国の領土内の敵基地攻撃能力や他国領土内に向けた反撃能力を持とうとする議論をおし進めながら、武器をもって戦場に行けるか若者に問うとは、いったいどんな感覚なのでしょうか?

日本や世界の安全保障について、若者が祖国のために戦えるかどうかのレベルで議論し、若者の命を軽々しく扱うのは本当にやめて欲しいと思います。

日本や世界の安全のために、若者の未来のために、私たちはもっと論理的で建設的な議論ができるようになれば良いなと思います。

若者にはしっかりと学ぶ機会を与えてあげたいと思います。私たちの世代が戦争を止める能力がないのであれば、若者に戦いを託すのではなく、せめて若者に教育の機会を十分に用意して、理性で平和な社会を築くことを若者に託すしかないのではないでしょうか?

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