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誰かをコントロールするのではなく自分をコントロールする

日本にいても、海外で働いていても、どこにでも相手のことを素直にリスペクト出来ない人はある程度いるものだと感じました。

そしてそのような人の中には、自分や仲間がリスペクトされていないと感じると、相手に対して非常に攻撃的になる人もいました。

私は、そのような人は自分の弱さを克服できていないのだと感じています。

自分を冷静に見つめ、自分をコントロールする。相手の意見に納得がいかないのであれば、どこがどう納得がいかないのか、理論的に解明する。どうすれば一致点が見出せるのか冷静に考える。

自分のことを理解しようと努力してくれる相手には自然と信頼感がわくものです。意見の違いがあったとしてもお互いに相手をリスペクトする気持ちがわいてくるものだと思います。

多くの良識ある人たちは、そうやって人間関係の秩序を築き上げて来たのではないでしょうか。

自分に強い信念があるなら、なおのこと自分を律し、相手を知る努力も必要なのだと思います。

「相手に舐められるな」「強気で行け」「弱みをみせるな」そのような恫喝的な態度が有効だと考えるのは、自分の弱さの表れなのだと思います。

私は、相手をコントロールすることよりも自分をコントロールすることが自分にとっての人生のテーマだと考えていますし、自分をコントロールできる強さを身に着けたいと思っています。

個々の人間同士でも、自分の属する組織でも、国でも、基本は同じではないでしょうか?

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