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採用面接官も真剣勝負

南国石油会社では不足している技術者を新たに補充するために現在採用面接 (インタビュー) を実施しています。

採用に際しては通常まず CV (Curriculum Vitae: 履歴書) と呼ばれる書類でスクリーニングを行い、私たちが求めている条件に合うと思われる候補者を何人か選びます。

そしてそれらの人たちに対して面接 (インタビュー) を実施して、いくつかの質問をしながら、その人の経歴、知識、スキルなどを確認して本当に業務を遂行する能力があるかどうかを判断します。技術的に合格点をつけることができれば、今度は会社の人事と候補者の間で給与などの条件のすり合わせが行われ、条件が折り合えば、さらに、行政によるセキュリティ・クリアランスなども行われます。これらすべてをクリアすれば最終的に採用が決まります。長い道のりです。

わたしたち技術屋が担当するのは主にCVによる書類選考とインタビューです。そこで私たちの条件に合う優秀な人材を見つけることができるかどうかが将来の私たちの仕事の質や効率などにも大きく影響してきます。

したがって特にインタビューは、候補者にとってももちろんですが、私たち採用する側にとっても真剣勝負です。以前、主に南国でのインタビューを受ける側の視点で以下のような記事を書かせていただきました。

候補者は世界中から募りますが、以前はインタビューに際しては候補者に実際に南国まで来てもらい、直接対面で行っていました。対面で行うとその人の表情や態度も良くわかり、言葉だけではわからない様々な情報が得られます。候補者にとっても面接官の表情や雰囲気が良く読み取れ、回答もしやすかったはずです。

ところが、オンラインによるリモート会議の発達により最近はインタビューのオンライン化が進んできました。特に新型コロナを契機にインタビューは100%オンラインで行われるようになりました。

簡単にインタビューをアレンジできる半面、候補者も面接官もオンラインで自己をアピールしたり相手を理解したりするのはなかなか大変です。

今週から来週にかけてインタビューが目白押しです。この週末はしっかり体を休め、また来週からのインタビューに備えたいと思います。

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