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気象庁の梅雨明けの発表

関東甲信と東北南部・東北北部は昨日7月22日梅雨明けしたようですね。

日本気象協会 tenki.jp などには、「7月22日、気象庁は『関東甲信と東北南部・東北北部が梅雨明けしたとみられる』と発表しました」との情報が掲載されています。

実際には気象庁はどのように発表しているのでしょうか?

気象庁のホームページで梅雨明けについての情報がまとめて見られのは「今年の梅雨入りと梅雨明け (速報値)」のページです。

ここには地方ごとの今年の梅雨入り梅雨明けの日にちと、平年差、昨年との差、平年、昨年の日にちが掲載されています。梅雨入り梅雨明けはだいたい5日間程度の移り変わりの期間があるそうで、掲載されている日にちは移り変わりの期間のおおむね中日を表示しているそうです。

また、後日、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を行い、その結果、この情報で発表した期日が変更となる場合があるそうです。検討の結果の確定値は別のページに地方ごとに掲載されています。

上記速報値としてまとめられているページのほかに、気象庁では、現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに、梅雨の入り明けの速報を「梅雨の時期に関する気象情報」として発表しています。(発表後3日程度の間、気象情報のページに各地方別の情報として掲載しています。)

例えば関東甲信地方であれば、以下のページにアクセスすると日本地図に地方名が表示されます。

関東甲信地方をクリックするとこんな一覧が表示されます。7月23日午後2時45分現在以下のような情報がリストされていて、上から2番目の情報が、「梅雨の時期に関する関東甲信地方気象情報 第2号」になります。この情報は発表後3日程度の間の掲載されているようです。

気象庁ホームページより

この情報は以下のような内容になります。

気象庁ホームページより

梅雨明けの根拠も記載されており、いつもは日本気象協会などの天気予報サイトやテレビのニュースなどで「気象庁が梅雨明けしたとみられると発表しました」などと伝えられる情報を見たり聞いたりするだけでしたが、今回初めて気象庁のページで実際の発表文面を見てみました。

ちなみに、気象庁は以下のように九州南部について本日11時に梅雨明けしたとみられると発表しています。フレッシュな情報を目にしました。

気象庁ホームページより

7月23日午後3時現在で梅雨明けが発表されていないのは九州北部のみです。

いよいよ本格的な夏が始まりますね。

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