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仕事には、ブレも大切

去年、よくわたしは「ブレていますね」と言われました。
でも、先日読んだ、さわらぎ寛子さんのメルマガで、思いっきり否定する記事があったんです。
うわーー、わたしも思いっきり落とし穴にはまってた。

わたしは、もともとお客様商売からのフリーランスなので、「自分よりお客様優先」に慣れています。なのに、最近の「自分らしくブーム」に流されていたことに、今更気づいてしまったのです。。

そういえば、講師資格を取るために習ったあみものでも、先生に「出来上がりがきれいな方を優先してね」つまり、最初に計画した図を編んできれいに出来なかった時、さっと修正していく方法を教わりました。
出来上がりを優先するというやり方のため、現在も同じものが作れないという難点はあるものの、その時の一番いい表情、表現には自信があります。

実際にものをお客様向けに作っていくと、思った方向に行かないことは当たり前のようにあります。そこを修正していくことで、実はお客様だけでなく、こちらも満足できるものが出来ていくのです。

つまり、最初出した案Aはたたき台。完成したものはまるで違うのが普通なのです。
それを、最初のまま突き通すと、誰もいらない商品が出来てしまう可能性がある。そこは、ブレていいんです。

わたしは去年、発信に悩んでいました。発信しても叩かれ、突き通せない。
でもそれは、突き通してはいけなかった。もっと別の角度からものを見る、という考え方の方がよかった。

完全に完成したものをたくさんの人に発信するコンテンツだとしても、誰もいらないものなら修正する必要がある。
お金を出す人が満足出来ない商品は作ってはいけなかった。
わたしという人間は、成長過程。お客様のさじ加減ひとさじで、思ってもみなかったものが出来上がるのがとても楽しい。

わたし自身、自分のエピソードを強く出しすぎた商品はあまり売れていません。なんでだろう、と考えてましたが、なんでじゃないじゃん!
むしろ、自分がなぜこれを作ったか書いてない商品の方が売れているのです。
たとえば、友達のために作りはじめた方もいます。愛するペットがスタートの人もいます。でもこのエピソード、自分が主役ではないんです。
ここに、もうちょっと早く気づいてれば、去年の今頃作った商品が売れ残ってることもなかったんだけど。。。

ブームって怖いなあ。勢いに流されて、お金払ってしまったけど、何の役にも立ってない。これともう1つ、出してしまってる。お金がない恐怖に付け込まれたかもしれない。毎日荒れていたので、本来の「お客様の喜ぶ声」を聞けなくなっていたかもしれない。けど、もうないお金にこだわるより、今からでも、昔のように、お客様商売をしよう。オーダーはちゃんとあるのだから、遅くはないじゃん。

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