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ひとに教えるということ

昨日の記事、たくさんの方に読んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。
文章について思うところがある人は、たくさんいるのですね。
ネットで自分を表現する際、わたしはイラストや人形などで表現しているのですが、投稿する際文章を書くことは避けられません。
そして、これからしようとしていることも、文章なしでは出来ません。

ひとに教えるということ。

正直、わたしはずっとこのことから逃げてきました。汗
何故なら、教えることは作ることの10倍は手間がかかるからです。

自分の作品をたくさん作りたいのがまずありました。自分で満足できなかった。オリジナルで、自信を持って出してはいましたが、うまくいったり、いかなかったり。そのたびに反省し、またチャレンジ。でもう40年近くたってしまいました。その割には、まだまだだなぁ。。

とか思ってるうち、作り方を教える、という課題にまた向き合うことになりました。
マシン新しく買ってるし楽勝じゃん、と思っていましたが大誤算でした。
昔のアプリケーションが、今のOSでは使えなくなっていた。
画像も、昔のフォーマットが全く読めなくなっていた。
さらに、手元に残していたメモと違う編み方に変えていた。

気づいたら、2か月たっても作り方が出来あがらない。むちゃくちゃかっこ悪い姿晒してしまってるやん。。

教えるということから、逃げてきたからこうなったのだ。

この世界は、買い手より作り手の方が多い。この業界で目立ってくると大半の作家は、自分でデザインは出来ないけど、作ることなら出来る人のために、作り方を披露する先生になるのです。

20年前に教室に通っていた時も、後半の1年くらいは指導者になるための授業になっていました。黒板にチョークで図面書いて、みんなの前で説明する練習もやっています。出来んことはない筈、なんだけどなぁ。。卒業して、資格も取れてるのに。

資格取った時も、そもそも先生になる気はなかった。その頃に、いまのわたしの立場が想像出来ていたら、、ああ、もったいない。

仙台にいた頃は通うことが出来なかったので、大阪に教室あるやん、当時は提出した作品を酷評されたことがあって、なんでや、それが知りたかった、それだけでした。
通ってわかりましたが、プロの仕事はわたしの思ってたのと違ってもっと雲の上の世界だった。もっと上、師範クラスというのには、病気で行けませんでしたが、この雲の上の作品を、10日で仕上げるを10コマだったと記憶しています。

目の前を、きっかけががんがんに通りすぎていく。
筋は通ってるのに、やっていることが場当たり。わりと最近までそうやって生きてしまっていた。場当たりだから、詰んでしまったのだ。

ということは、「すてハンに出る!が目標」と言っていた、イベントでよく会ったあの方のようになるべきだったのか。その方は地元で教室を開いていて、フォロワーさんもあっという間に500人超え。自分の作品も、もちろん作ってて、大作も完成させてました。デザフェスも行ってたなあ。
人生は無駄なことなどないんだろうか。何度も会ってるのだから、もっとなんで出会ったのか、考えるべきだった。作ってるものが全然違うのに。

わたしに必要なスキルは、なぜかそれを取得している人に出会って結局、身に着けている。いま、未来志向というか、結果どうなるか考えて「やめる」選択が出来るようになったのは、noteのおかげだ。まだやめている最中なので、結果はわからないけど、たぶん大丈夫。そもそも、わたしの今までの出会いの中で「やめること」を教えてくれた人はいなかったため、考えたこともありませんでした。

去年1年もそうだったけど、今年もかなり大きく方向転換しているような気がしている。
わたしはずっと自己表現をして生活していますが、ここまでど派手に表現出来なくなった事は一度もありません。
そして、こんなに文章を書くことも今までなかった。

たしかに、ビジネスを学ぶ講座に参加しているのに、自分探しだけで止まってしまったり、プライベートの問題点ばかり探しているのは間違っている。

自分がブレていると言われて動揺し、自分を整えることばかり考えていたが、わたしの仕事はそれじゃない。

わたしが足りないのは、文章力。商品の魅力を説明するのも、得ることのメリット、得られないことで起こるデメリット、など全然説明出来ていない。経営者が自分の作った商品に起こる未来を説明できなかったら、せっかくお店に来ていいと思ってくれた人に、レジへ向かわせるきっかけが見つからない。商品説明、お店のキャッチフレーズに「約束出来る未来」を置かないといけない。それも、文章で書かないといけない。

そして、教えてほしいと言われてそれに応えるのも、製図だけではなく文章力が必要。作る順番自体がオリジナルなので、そこを晒してしまうと類似品を作って売る方が出てくる危険もありますが、それより作り方を見て、実際に作品を作ってもらい、「出来ました」と披露してもらうことで広がる未来がある。

もう、今すぐに取り組まないといけない課題が山積みじゃないか。
「いずれ」は、結局いま、なのだな。
書いて、書いて、書きまくれ。
いま出来てないことを、認めよう。そして取り組もう。

フォロワーさん、じゃない方、いつもたくさんの方に読んでいただいてとてもうれしいです。ありがとうございます。