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【3ヶ月経過】40代でプログラミング始めてみた(ScratchとPythonの巻)

こんにちは。3ヶ月が経過して、段々と「プログラミングをやっている」ことにも慣れてきました。英語を始めたばかりの時、「英語を勉強している」と他の人に言うことさえドキドキしていたけど慣れたのを思い出します。

引き続きアメリカの中学生向け参考書読み進める

2ヶ月目に発見した本、Everything You Need to Ace Computer Science and Coding in One Big Fat Notebook がとても読みやすく、500ページ以上あるものの10日程度で読み終わりました!

章の終わりのテストを飛ばしたのもありますが、字が大きく、イラストを多用していて、よく理解できました。これで基礎の基礎をざっとカバーできたことが自信になりました。

Scratchがあったか!息子も小学校でやっていたけど、ただのパズルゲームと思っていた

この本でコンピューター全体の章が終わってプログラミングに入るところで、まず出てきたのがScratchでした。

Scratchとは
Scratch財団がマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ ライフロングキンダーガーデングループ(MIT Media Lab Lifelong Kindergarten Group)と共同開発する、8〜16歳のユーザーをメインターゲットにすえた無料の教育プログラミング言語及びその開発環境である。

初心者が最初に正しい構文の書き方を覚えること無く実行できる、遊び心のある実験やアニメーション、ゲームなどの制作を通してさらなる学習のやる気を起こさせることを意図している。
Wikipedia

なるほど!!Scratchがあったのを忘れていました。息子が散々小学校でやったあのツール。まず2年生のICTの授業で初めて使い、その後4年生の放課後クラブ(プログラミングクラブ)でインストラクターに教わって簡単なゲームを作っていた記憶があります。


Scratchでタコ🐙に星⭐️を当てるゲームを作っているところ

(ちなみに息子の場合はScratchはあまり好きではなかったよう。その後、中学生になってからHTMLとCSSを学んで一気にwebsite制作にのめり込んだので、合う合わないはありそうです)

Scratchは英語を楽しく学ぶ教材としても使えるのでは?

さて、Scratchは日本語版もあるのですが、あえて英語版を使って「英語で何かを学ぶ」教材としてもとても良いのではないかと感じています。

プログラミングは元々英単語と英語の文法体系を基にしていますし、Scratchはそれをビジュアル化していて、しかも正しい位置に置けば実際動く。
大人が英語を学ぶ時の基本文系の習得に使えるのではないかと、将来そういったレッスンができないかなとワクワクします。

楽しくて美しい言語Pythonとの出会い。

そしてこのEverything You Need to Ace Computer Scienceには、言語を学ぶ章でScratchの次にPythonが載っていました。Python、聞いたことがありますが、見るのは初めて。
読み進めながら、同時にProgateを開いて、同じ内容を手でも練習しました。

プロゲートでPythonのif文を練習しているところ。

私はプログラミングはPHPしか知らないですが、Pythonのこのシンプルな文に感動を覚えました。とにかく、文が短い、見た目が綺麗。なんか面白い!!

The Zen of Python、「Pythonの禅」

そうしてPythonに興味を持ち、調べてみると、The Zen of Pythonという文章を見つけました。

Beautiful is better than ugly.
Explicit is better than implicit.
Simple is better than complex.
Complex is better than complicated.
Flat is better than nested.
Sparse is better than dense.
Readability counts.
-以下略-
The Zen of Python

「醜いより美しい方がいい」から始まる全文はPython上で
import this
と入力すると、表示されます。

このZen of Pythonいろいろなところで日本語訳されているようです。
これは、すごい!プログラミングのイメージが変わります!
Pythonが中学生でも、コンピューターの専門家でもない人がまずやってみる言語と紹介されているのが分かります。

まさかのモンティ・パイソンのパイソンでした

Everything You Need to Ace Computer Scienceに書いてありました。あのモンティ・パイソンとプログラミングが繋がるなんて…Pythonの言語作った人、変な人…😂

あ、数学が必要かも…

HTML, CSS, PHPそしてPythonを進めていく中で、数式が必要になったり、英語で数学的な用語が多用されていることに気づきました。私の場合は建築を勉強していた20代前半で数学の勉強が終わっているので、20年くらいすっかり数学を忘れてしまっていることになります。

子供の勉強をみるためにも(中学生になったので、勉強をみるというか、一緒に勉強するような気持ちで)数学やってみようかなと思いました。

Illustrated maths dictionary を通して読む

イオン2の紀伊国屋書店で、Maths Dictionary という本を買っていました。

Juniorと書いてあったので中学生用の本かと思って買いましたが、よく見るとKey Stage 2 (Year3-6)で、小学校高学年用でした…
しかし、知っている内容を全部英語で読むというのは新鮮でした。ハードル下げるためにもKS2用で良かったかもしれません。2週間ほどで読了。

座標軸の表し方は、HTMLでも出てきました。

読み進めながら、Math Planetという数学解説サイトで重要語句を検索すると、1〜2分の短いYoutube動画で解説してくれます。英語語句の読み方の確認にもなるし、内容の簡単な復習にもなってとてもいいです。

ロードマップが見えてきた!

よく、プログラミングはどの順番で学ぶかという「ロードマップ」が話題になりますが、私はこの順番と確信しました。

1.Scratch
2.HTML/CSS
3.Python
4.好きな言語
1〜4を通してEnglish mathsを並行して学習

スクラッチを最初に入れたのは、それ自体が実用的でも仕事になる言語でもないにも関わらず、長い目で見ればプログラミング思考をビジュアルで分かりやすく育てる最高のツールだと思ったからです。

そういえば20代で私が英語を学び直し始めた時に、まず使ったののは「NHKラジオ基礎英語」でした。その頃勤めていた語学関連施設の施設長の方がまさにそのラジオ基礎英語の講師もされていたからです。

私はさすがに中学生用の基礎英語を20代で聞くことはないかな、と思っていたのですが、その方から「大人でも、高齢の人でもこの講座で学んでいる人が多い」と聞き、試しに聞いてみることにしたのです。結局、その後基礎英語は1〜3をトータル3年くらいかけて使い倒しました。

プライドとハードルを下げて、あの時「基礎英語」を徹底的にシャドウイングしたことが、今の英語力の原点となっていると思うので、プログラミングでも同じ方法を使えないかと思っています。

そしてスクラッチの次にPythonを選んだ理由。スクラッチを実際記述するとPythonとほぼ同じになるのではないかと、ふと思いました。そのうち検証するつもりです。

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