古から人々に愛される滝「又一(またいち)の滝」/岩手県 遠野市

画像1 又一の滝は薬師岳の中腹にある一枚岩の滝で、滝川上流部に懸かる落差30mの斜瀑である。その神秘的なたたずまいに、遠野郷で亡くなった人々の魂がここで清められ、早池峰山へ上っていくと伝えられています。水量が多い時期は滝元まで行くとかなり迫力があります。
スクリーンショット_2020-05-14_0.33.56 薬師岳登山口に当たる馬留(赤印)を目指します。途中、早池峰神社がありますのでご挨拶してからが良いでしょう。早池峰神社は早池峰山の東西南北の登山口にそれぞれあるそうで、西の登山口(大迫町)には、元池上院妙泉寺であった早池峰神社。 東の登山口(江繋)には、元新山堂であった早池峰神社。 北の登山口(門馬)には、元新山大権現であった早池峰神社。 そして南の登山口には、元持福院妙泉寺であった早池峰神社だそうです。案内板に従い牧野の脇をズーッと上がって行くと途中から林道に入ります。林道を少し上った先が馬留登山口です。
画像3 馬留の駐車場に着くとこんな案内版があります。車はここにとめて行きます。運転に自信がない方は林道に入る前に左側に少しひらけたスペースがあるのでここに置いて行きましょう。間違っても牧野に駐めてはいけません。
画像4 30分と書かれてますが足元の状況次第かなぁと思います。自分はカメラでパシャパシャしながらなので普通の1.5倍位時間がかかってしまいます。。。
画像5 ここからは歩きとなります。熊対策、ハチ対策の装備をして中央の登山道を入って行きましょう。
画像6 この辺は少し緩やかな登りの山道です。左側の沢の音を聞きながら行けます。
画像7 前半は滝川沿いを比較的歩きやすい山道を登って行きます。
画像8 そろそろ飽きてきた頃に倒木が。上を行くか下を行くかは自由です。
画像9 ぬかるみがひどい部分がありますが、この辺はうまく踏み跡を探せばかわしていけるでしょう。
画像10 前半の比較的難所、ヒガシャクシ沢。
画像11 時期によっては沢の水量も変わってくるのかなぁ。この時はまぁまぁ多かったです(写真は5月)ロープをしっかり掴んで渡りましょう。
画像12 橋を渡るとまた滝川沿いの道に戻ります。
画像13 後半は道が崩れている箇所がありますが踏み跡を行けば大丈夫。左のロープ側は崖ですw
画像14 ここも内側からかわして抜けて行きます。
画像15 又一の岩戸というのがあります。遠野には安倍貞任が隠れた岩戸も砥森山にあるので岩戸だらけですね。
画像16 とても大きな岩で、今地震が来たらひとたまりもないな。。。
画像17 又一の岩戸を過ぎるとまた橋があります。
画像18 橋を渡るともう少しです。
画像19 最後の難所、この丸太の橋を渡れば、奥に見えるは。。。
画像20 丸太を渡ると祠と反対側に来ます。おそらく丸太を渡らず道はあったのだと思いますが。。。どこか渡れそうなところを見つけて渡渉するしかなさそうです。
画像21 この時は水量も豊富で見ごたえありました。後から知ったのですが滝の上部はもう少し上にあって全体を見るには薬師岳の登山道側を少し上がらないと見えないそうです
画像22 沢を渡って祠側の滝元から。実際はもう少し近づいてるのですが、ものすごく飛沫を浴びてしまうのでカメラ位置はこの辺りが限界でした。手前の木が日差しに良い暗明をつけて滝に落としてくれるのでいい雰囲気ですねぇ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?