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同窓会のお知らせ

中学校時代の同級生(幹事)から同窓会のお知らせが来た。

ハガキの文章を読んでみたら、5年毎に開催されてるとか。そうなのか。

今回は還暦を過ぎたお祝いも兼ねてるらしい。

前回というか、私が唯一参加したのは、ちょうど40歳を迎えた時。

あの時は、自宅から徒歩でも行ける所にあるホテルだった。

ちょうどお盆で実家に帰省中。3人の子どもたちも末っ子が小学校高学年、夜に数時間出かけるということも出来るようになっていた。

そもそも卒業後ずっと連絡を取り合っている友達もいない。会ってみたい人はいたけど、連絡先もわからず。誰が参加するのかも知らぬまま、飛び込んで行った。

地元に住んでないので、○○にある○○っていう会社に勤務している。とか、結婚して○○という地区に住んでいるとか、言われても。

そうなんだ。・・・そこから会話が続かない。

広く、浅く、席を移動しながら適当に会話してたら一次会が終わってしまった。

二次会にも図々しく参加したんだけど、実は私、全く酒が飲めない。そのくせタバコはガンガン。

当時はどうにかなったが、今はタバコ吸う度に、該当の場所に移動しないといけないだろう。まあ、それは置いといて。

そんな二次会で、女子も数人いたんだけど、見事に学級委員をやってたような子ばかり(私以外)。

それも真面目でカチカチというより、みんなに優しく親切にお世話を焼いてくれるタイプの。

たいして親しい友人もいないのに、ひょっこり二次会にも出ちゃった私のような人にも、優しく声をかけてくれる。

うわー、相変わらずよい人たちだ。

ありがたいのと、申し訳ないのとゴッチャになったけど、そこは図々しく・・・その親切に甘えてしまった。

良い人たちだったな、という思い出しかない。

同窓会のお知らせ、返信の締め切りは今週末まで。

あれから20年。

相変わらず、友達はいない。仕事もしてない。孫もいない。自信を持って、自分は今○○をしてます、なんて言えるものもない。

お酒も全く。
食べられる量も減った。
気が利いた話も出来ない。

それでも参加したい?
やっぱり止めとく?

このnoteを書く前、「同窓会」というキーワードをnoteで検索してみた。

出る、出ない。出たい、出たくない。楽しかった、面白くなかった。

様々な方のnoteを読みながら、思いがあっちこっち揺れる。

木曜日くらいまで考えてみよう。どっちにしろ返事はしなくては。

往復ハガキに載っている幹事さんの名前。やんちゃだった小学校時代の顔が目に浮かんだ。





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