見出し画像

同じ屋根の下で共に過ごすこと

四六時中、誰かと一緒に家族以外の人と過ごすこと。
授業も働く場所も寝る場所も全て一緒。
なんと言っても個人の時間も重宝する私にとっては、良い意味で凄まじい時間。他との関係から”自分”の特性をよく知れる良い機会になっている。

私が、現在参加しているアメリカのとあるプログラムは、現在、学生が5人で構成されている。皆が同じ屋根の下でほとんどの時を一緒に過ごす。家を管理するのも、家のルールを作るのも学生自身。その中でお互いを尊重し合い、何かあれば意見を共有しあって生活している。これだけ一緒に時を過ごせば、もちろん紛争も起きる。これも一つ乗り越えるべき大きな山であり、話し合いは日常茶飯事である。だが、今のところなんとか皆、仲睦まじく生活できていると思う。

こんなに多くの時間を家族以外の人と一緒に過ごすこと。
私にとっては初めての経験で、そこには、自分を深く知る機会が転がっていた。予測していたよりも、自分との対話の時間に重要性を置いている自分を発見することができたり、自分の一つ一つの言動や雰囲気が周りにどう影響を与えるのかより考えるようになったり、自分をどれだけコントロール下に置けるかが、非常に重要か身に染みて感じている。

文化、国籍、母語は違っても、人と人。
何かあれば、心と心で対話して解決する。
コロナを経ていかに、これが大切かが身に染みて感じた。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?