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映画"into the wild"がくれたもの

実話に基づいて作られた " into the wild " 
この映画は私にとってとても印象深い映画だった。
それも、人生について悩んでいた私の背中を押してくれたからだ。

あらすじ

秀才で読書好きな主人公。
そんな彼が現代社会に疑問を持ち始める。大学卒業するとともに、お金も地位も名誉も捨て、アラスカの荒野を一人目指していくのだ。そして、人との出会いや自然の中で生きる困難を通して、人生で大切なことを学んでいくという旅の映画。

印象深い言葉

私は長いこと生きてきた。
幸福のために何が必要か分かった。
田舎での静かな隠遁生活だ。
人々の役に立つこと、人によくするのは簡単だ。
皆 親切に慣れていない。
人の役に立てる仕事をすること。
それから自然 書物 音楽 隣人への愛。
それが私の幸福の概念だ。
そして 最も必要なのは きっと人生の伴侶とー子どもへの愛だ。
他に何を望めよう。

「家庭の幸福」トルストイ

幸福が現実となるのは、それを誰かと分ちあったときだ。

この映画を見終わったとき、自分の信じた道を進み続ける主人公に心を全て奪われたようだった。信念を持って生きていきたいと思いながらも、なかなか勇気が出なかった自分の背中を押してくれたのだ。

また自然の中で暮らすことを目指す主人公。
彼の描写を通して、自然の予測できない恐ろしさや偉大さに改めて心を打たれ、ただここにいる、何気ない日々を送れていることに感謝したくなった。




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