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当たり前ではない明日。【こころのnote】

今日久しぶりに友人と会った。私が仕事をしているシェアオフィスの近くまできていたので、少し話そうということになった。

会うのは2ヶ月ぶり。外出自粛期間に入ったこともあり会えていなかったのだけれど、話したい気持ちはどんどん湧いてくる。

私が仕事をしているシェアオフィスは、本屋さんとカフェと同じフロアにあるのだけど、友人は合流すると「ここは人が多いね!」と驚いていた。確かに、特に休日はカフェスペースで本を読む人、勉強をする人であふれている。

それだけ、学びに対するモチベーションが上がっている人が多いと言えるかもしれない。

今日の福岡は少し暖かかったので、アイスコーヒーを飲みながら近況を話す。友人の仕事は相変わらず大変そうで、職場の同僚も体調不良で休みがちという話を聞いた。いつも明るい友人だけど、疲れている様子は伝わってきた。

友人は、私よりも年上の女性で、私の前の職場のほぼ同期だったこともあり仲良くなった。ポジティブでファイトがあってカッコイイ。理不尽と思うことにも向き合って突き進んでいる。

でも今日、あることを考えていた私は、会話の中で「人生の時間は有限だから、理不尽なことからは逃げてほしい」という話を持ち出した。

どんな人にも時間は平等に過ぎていくし、人生は不平等に過ぎていく。私は今日の朝あったことを彼女に話したくなった。

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実は今日、私の彼の友人が亡くなった。40代後半で、ご病気だった。こんなにも早く、命が消えてしまうことが身近にあるのだ。

朝その話を聞いて、少し気持ちが落ち着いてから、その病気のことを調べてみたのだけれど、とても身近にあることがわかった。調べた記事を読み進めているうちに手に力が入らなくなってしまい、スマホを上手く持てなくなった。インターネット上の体験記には「体の異変を感じて病院に行ったら余命宣告をされた」という話があふれかえっていた。

私はその方にお会いしたことがなかったので、状況も知らなかったのだけれど、明日は確かに来るわけではないのだという現実を目の当たりにした。

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1日ごとを確かに生きていかなくてはならない。できるだけ楽しく、自分にやさしい環境で生きるべきだと思う。今という時間は今しかない。

不満があったり、理不尽なことがあったら環境を変えたらいい。そのための学びや経験はいくらでもしていくべきだと思う。

でも、違和感を感じながら続けてしまうのではなくて、何が原因なのかをしっかり立ち止まって分析して、方向修正をしながら進んでいく方がいいと思う。

それはブレているわけではなくて、その時の自分の気持ちに従ったこと。今何かをそのまま続けていたら後悔しないか、誰の目も気にせずに、1つずつを確認しておきたい。

自分の生きていく道を決めるのは自分だけだと思う。でも少しでも良い選択をするための材料として、他の人の言葉に耳を傾けて自分の心を確かめるのに使うことは大切だと思う。

今日はどうにも気持ちが沈みがちな一日だったけれど「それでいいよ」と自分に言ってあげられる余裕を持っていて良かったと思う。

1日ずつの時間を大切に。

でも、時間を大切にできないときは、あなた自身を大切に。

ゆっくり、自分のペースで大丈夫ですよ。

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