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チャンスをつかむために、片手を開ける。

今日は少しネガティブな話題。終わらせることについて考えていた。
いろんなことにチャレンジしていると、何かを手放さなくていけなくなる。何かをつかみたければ、片手をあけないといけない。
これはフリーランスになってから感じていたことで、今の案件で両手が塞がっていたら、やりたい案件に手を挙げることさえ出来ない。

今手に持っているものが、自分でつくったものなら愛着も湧いているし、できればそのまま持ち続けたいし、続いてほしいと願う。
でもそれも誠実ではないと思ったとき、終わらせることを決意した。
せめて、きれいに終わらせることの美しさがあると信じている。

自分の時間は限られていて、何かに気を取られて過ぎる1時間と、好きなことに熱中している1時間はまったく同じ時間が流れている。体感時間とは関係なく、その時間の有意義さとも関係なく、同じようにゲージは動いている。

若さに隠れて見えなかった残り時間のゲージ。歳を重ねるごとに目に入る機会が増えてきた。

もし時間ができたとしても、それを100%有意義に使うことは難しい。残った時間のうち、自分の人生に集中できる時間はどのくらいだろう。私の中では大きな課題で、もっと集中している時間を増やしたいという想いは常にある。

現代は情報があふれていて、取捨選択が当たり前のスキルになっている。その波に飲み込まれないように、一生懸命に泳いで必要なものを手に取る感覚。全てを持ちきれないから、最後まで持っていたいものは何かを考える。

守りたいものはしっかりと守って、手放したくないものは手放さなくていい。自分の気持ちに正直に、一番大切なものを優先する。人それぞれ答えは違うと思う。

ただ、何かにチャレンジしたいと感じたら、そのときには片手をあけられるように優先順位をつくっておいたらどうだろう。
出会いはいつも突然で、一瞬を逃すと二度と会えないかもしれない。そのときに突差に手を差し出せるように、手放す準備をしておくのも良いかもしれない。

手放す尊さを感じながら、こころ穏やかに。



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